ミラノ発 – インテルは24日(日)の試合で決勝ゴールを狙いに激しく戦った。試合終了直前、ダニーロ・ダンブロージオのヘディングシュートで結果的にインテルは勝利を手にした。インテルは今季セリエAで勝点16を積み上げ、リーグ順位表ではユヴェントスとナポスのすぐ後ろに位置している。
メアッツァでネラッズーリは力強いスタートを切った。試合開始35秒で最初のチャンスを作る。カンドレーヴァからのアーリークロスをペリシッチがトラップから右足でゴールを狙うが、僅かにゴールバーの上に外れた。インテルは絶え間なくプレスをかけ、10分にカンドレーヴァが相手GKペリンを脅かすが、なんとかクリアする。その後アウェイチームも反撃を仕掛ける:ジェノア選手ヴェロソのCKからロッセティーニが合わせるがインテル守護神ハンダノヴィッチが阻止。25分にはジェノアのカウンター攻撃を主将マウロ・イカルディが自陣ボックス内まで戻り、スライディングクリアでピンチを防いだ。ペリシッチも個人で仕掛け、インテルの攻撃に厚みを持たせ、自身でもシュートを放つがゴールネットを揺らせなかった。16歳で先発メンバーに名を連ねたペッレグリが40分に頭で先制点を掴み取ろうとするが、ゴールマウスから外れた。その3分後、ターラプトのロングシュートをハンダノヴィッチが阻止して、ジェノアにゴールを与えなかった。前半終了数秒前にネラッズーリが均衡を破るチャンスを作る。だがブロゾヴィッチが放ったシュートは右ポストに嫌われ、前半はゴールレスで終わった。
後半も前半と同じメンバーで臨んだ。47分、右サイドからオメオンガがクロスをインテルゴール前に送り、反対サイドに走り込んで来たラクサールがダイレクトで合わせるが、ゴールバーの上に外れた。その10分後には左サイドからダルベルトがゴール前にクロス。しかし、カンドレーヴァがトラップミスを犯し、絶好機を活かせず。64分にブロゾヴィッチのCKをベシーノがヘディングシュート。カンドレーヴァに代わって途中出場したエデルがそのボールを押し込むことができなかった。69分にはブロゾヴィッチがミドルシュートを放ったがGKペリンがパンチングでセーブ。72分にスパレッティ監督はボルハ・バレロをベンチに下げ、カラモウをピッチへ投入した。同ネラッズーリ新加入選手はこの途中出場でインテルデビューを果たし、その直後にエデルが強烈なシュートでゴールを狙ったがGKペインが阻止。その5分後、ジェノアのオメオンガのシュートがインテルゴールを襲うが、ハンダノヴィッチがセーブする。そして85分に試合の勝敗を決めるゴールが生まれる。ジョアン・マリオが蹴った左CKからダニーロ・ダンブロージオが頭で合わせて、スタジアムは歓喜に包まれた。残り5分でアウェイチームは同点弾を狙うが、アディショナルタイムにエデルを後ろから倒したオメオンガ、カラモウに危険なタックルをしたターラプトが立て続けにレッドカードを受けてしまった。
アディショナルタイム4分が経った瞬間、試合終了のホイッスルがサン・シーロに響き渡り、インテルが1-0でジェノアを下した。
インテル 1-0 ジェノア(前半0-0)
得点者:ダンブロージオ(85分)
インテル:1 ハンダノヴィッチ、9 イカルディ、11 ベシーノ、20 ボルハ・バレロ(17 カラモウ 72分)、25 ミランダ、29 ダルベルト、33 ダンブロージオ、37 シュクリニアル、44 ペリシッチ、77 ブロゾヴィッチ(10 ジョアン・マリオ 81分)、87 カンドレーヴァ(23 エデル 60分)
ベンチ:27 パデッリ、46 ベルニ、5 ガリアルディーニ、13 ラノッキア、21 サントン、55 長友、61 ファンホイスデン、99 ピナモンティ
監督:ルチアーノ・スパレッティ
ジェノア:1 ペリン、4 コフィ、11 ターラプト、13 ロッセッティーニ、14 ビラスキ、20 ロージ、40 オメオンガ、44 ヴェローゾ(30 リゴーニ 79分)、64 ペッレグリ(19 パンデフ 74分)、87 ズカノヴィッチ、93 ラクサール(18 ミグリオレ 53分)
ベンチ:23 ラマンナ、3 ジェンティレッティ、8 ベルトラッチ、16 ガラビノフ、17 パッラディーノ、21 ブルレク、22 ラゾヴィッチ、27 リッチ、74 サルセド
監督:イヴァン・ユリッチ
イエローカード:ミグレオレ、ズカノヴィッチ
レッドカード:オメオンガ、ターラント
アディショナルタイム:0+4分
主審:グイーダ
副審:カルボーニ、プレティ
第4審:ペッズート
VAR:ファッブリ、ピッリッテーリ
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