クロトーネ発 – ミッション達成!ルチアーノ・スパレッティ率いるインテルは、カラブリア州から勝点3を持ち帰ることになった。ミラン・シュクリニアルとイヴァン・ペリシッチのゴールによって、インテルはクロトーネとのアウェイ戦に2-0で勝利し、今シーズンのネラッズーリの記録は4試合目が終わった現在もパーフェクトのままだ。
イタリアサッカー連盟(FIGC)によって先日リヴォルノで起きた洪水の犠牲者に黙祷が捧げられた後、クロトーネ対インテル戦は始まった。試合開始から9分、トネフが右足を一閃してこの日最初のチャンスを作り出すが、ハンダノヴィッチが見事失点を阻む。その4分後、今度はペリシッチがインテルに好機をもたらす。同選手は右サイドからカットインし、左足でシュートを放ったが、ゴール中央でクロトーネGKコルダツにセーブされる。その直後、インテルは再び対戦相手にチャンスを許し、ブディミルがハンダノヴィッチと1対1となる。しかしインテル守護神が再びパワフルなセーブを見せ、チームのピンチを救う。クロトーネ戦前半最大のチャンスは29分に訪れた。ボルハ・バレロが中盤でボールを奪い、左サイドのペリシッチにパス。同選手のクロスを受けてジョアン・マリオがシュートしたが、惜しくも枠外となってしまう。クロトーネもチャンスを演出し、42分にマルテッラが20m手前からネラッズーリのゴールを脅かす。しかし両チームともチャンスを得点に繋げることはできず、試合はスコアレスでハーフタイムとなった。
後半は両チームとも交代なしで始まった。51分、クロトーネのトネフがビッグチャンスを得るが、ハンダノヴィッチが得点を許さない。インテルの同GKは68分にも、ローデンのヘディングシュートを止めるナイスセーブを披露した。試合が終盤に入ると、インテルの攻撃がより危険なシーンを作り出す。しかしカンドレーヴァのシュートはコルダツにセーブされる。その後、78分にはシュクリニアルが絶妙なタイミングでクロトーネの危険な攻撃を中断させる。そしてその4分後、インテルに先制点をもたらしたのは同スロバキア代表DFだった。シュクリニアルはペナルティーエリア内でこぼれ球を拾うと、グラウンダーのシュートを決めた。試合開始から90分経過後、7分ものアディショナルタイムがあったが、インテルはしっかりと試合をコントロールする。90+2分、ジョアン・マリオのパスを受けたペリシッチが、ゴール前でファラオーニをかわしてシュート。このグラウンダーのシュートは相手コルダツに止められることなくゴールネットを揺らした。こうしてインテルは、クロトーネとのアウェイ戦で0-2の勝利を手に入れた。
これによりインテルは、シーズン4試合目にして4勝目を飾った。次の試合は火曜日夜のボローニャ戦だ。
クロトーネ0-2インテル(前半0-0)
得点者:82分シュクリニアル、92分ペリシッチ
クロトーネ:1 コルダツ;31 サンピリージ、93 アイエティ(66分44 カブレラ)、7 チェッケリーニ(85分32 トゥッミネッロ)、87 マルテッラ;6 ローデン(72分37 ファラオーニ)、10 バルベリス、38 マンドラゴラ、5 ストイアン;17 ブディミル、24 トネフ
ベンチ:3 フェスタ、78 ヴィスコヴォ、8 アリストテレス、11 クラグル、13 イスコ、20 パヴロヴィッチ、29 トロッタ、、34 シミッチ、89 クロチアータ
監督:ダヴィデ・ニコラ
インテル:1 ハンダノヴィッチ;33 ダンブロージオ(85分13 ラノッキア)、37 シュクリニアル、25 ミランダ、29 ダルベルト(64分55 長友);5 ガリアルディーニ(56分11 ベシーノ)、20 ボルハ・バレロ;87 カンドレーヴァ、10 ジョアン・マリオ、44 ペリシッチ;9 イカルディ
ベンチ:27 パデッリ、46 ベルニ、17 カラモウ、23 エデル、61 ファンホイスデン、77 ブロゾヴィッチ、99 ピナモンティ
監督:ルチアーノ・スパレッティ
イエローカード:40分ミランダ、82分コルダツ、91分カンドレーヴァ
アディショナルタイム:1+7分
主審:バンティ
副審:ドボシュ、ジャッラッティーニ
第4審判:ペッツート
VAR審判:ダマト、マリ-ニ
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