ミラノ発 – インテル・アカデミーは健康とヘルスケア分野に注目し、インテル・アカデミー・ヘルス・プロジェクトを発足した。FCインテルナツィオナーレ・ミラノにおいて、トップレベルのユース部門の経験とサッカーの専門技術を世界各地に伝える役目を担う組織は、日本企業のiCureと提携している。
iCureはJリーグのクラブと提携しており、サッカー界におけるヘルスケア、理学療法、リハビリのスペシャリストとしてその地位を確立している。
インテル・アカデミー・ヘルスとiCureのパートナーシップには、健康とヘルスケア分野における学生と実務経験を積んでいる理学療法士の交流も含まれている。このプロジェクトの目的は、負傷後のリカバリーとリハビリについてのスペシャリストの知識を更に深めることだ。
iCureは既に、日本全国38ヶ所の理学療法センターやクリニックとネットワークを築いている。iCureのスタッフはイタリア訪問を予定しており、ネラッズーリの施設でインテル・ヘルスケアの一環としてセミナーやグループワークを行う。
iCure代表取締役社長の小泉英一とCOOの浜口大介は既にインテルを訪問し、8月26日のローマ戦も観戦した。両氏はインテル選手の長友佑都とも会い、滞在した数日間のうちにクラブ本部オフィスやアンジェロ・モラッティ・蘇寧トレーニングセンターを見学したほか、CEOのアレッサンドロ・アントネッロや副会長のハビエル・サネッティ、そしてメディカル部門責任者のピエロ・ヴォルピと面会した。
サネッティは「イタリアと世界でのインテルの発展を明白に示すことになる新しいパートナーシップを大変喜んでいます」とコメントした。
「理学療法、リハビリ、そしてヘルスケアの分野での我々の経験をシェアできることを、大変誇りに思います」
iCureの小泉氏も「これは我々にとって、理学療法とリハビリの第一人者であるインテルのような名門クラブの専門知識を吸収することのできる大きな機会です」と補足した。
「蘇寧トレーニングセンターとインテルの専門家たちのプロ意識に、非常に感銘を受けました。このパートナーシップを結ぶことを光栄に思います」
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