アレッサンドロ・アントネッロが新CEOに任命される

 インテルはクラブ経営陣の新しい組織体制とマーケティング部門で人事変更を行った。

 ミラノ発 - F.C.インテルナツィオナーレ・ミラノは今日、アレッサンドロ・アントネッロをクラブの新しいCEOに任命したと発表した。アレッサンドロは2017年9月1日からこの職務に昇進する。同氏はオーナー企業の蘇寧グループの下、クラブの新しいビジョンに着手し、インテルを導くタスクを果たすことになる。

 2015年9月、プーマ・イタリアからインテルにやって来たアレッサンドロは最高財務責任者としてクラブで働き始め、一年後に最高業務執行責任者となった。そして彼はこれからクラブのトップの職を受け継ぎ、クラブの経営陣を指揮する。

 「インテルのCEOに任命されて非常に誇りに思うし、名誉なことだ。役員たちのサポートに感謝したい」と、アレッサンドロがコメントした。

 「インテルは誇りと長い間常にハイレベルな競争を戦ってきた歴史ある偉大なクラブだ。我々がピッチ上でのパフォーマンスに力を注ぐのはクラブにとって重要だ。我々はマネージメントチームを通じて、ピッチ外でのクラブの発展も継続していく。世界中に数多くのインテルファンがいる。ファンとパートナーたちのサポートと共に我々は、この栄光の歴史を持つクラブのために強く、成功した未来の構築を遂行していく」

 インテルの役員メンバーであるスティーブン・チャンは、「インテルはミラノにルーツがあるイタリアのクラブだ。だから、我々はアレッサンドロを選んだ。彼はただ国際的な経験が豊富な力強いマネージャーではなく、幼少期からネラッズーリのファンである。アレッサンドロは彼の同僚たちから多くの尊敬を得ている。これは本物のプロフェッショナルである。今後、このチャンレンジを課される彼はインテル経営陣全員のサポートを受ける」と話した。

 新CEO発表と共に、インテルは経営陣の重要な役職の再編成を行った。

 クラブはインテルブランドの重要性をより戦略的なレベルに引き上げる。独占的なコンテンツ作りとイベント従事によってクラブイメージを促進することだけに焦点を当てた新しい部門が創設された。これによってクラブは世界的中のインテルファンと繋がり、クラブでの選手とユニークな舞台裏の瞬間を提供してファンと日々接点を持つことになる。

 現在、最高コミュニュケーション責任者を務めているロバート・フォークナーが暫定的に新しい最高マーケティング責任者を務めることになった。

 現在、サッカー管理責任者を務めているジョヴァンニ・ガルディーニはファーストチームとユース世代に関するすべての業務活動に対する彼の責任をさらに良く反映し、ファーストチームに完全なレベルでのサポートとサービスを提供するため、サッカー・オペレーション責任者に任命された。

 最後にクラブの基礎構造とその他の戦略的なプロジェクトを発展させる必要があることから、クラブの法人理事を務めているマイケル・ウィリアムソンが最高戦略責任者に任命された。この職務はCEOへの報告とクラブ全体の重要な戦略的な取り組みに重点を置いて仕事を行う。


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