ミラノ発 - F. C. インテルナツィオナーレは、ルチアーノ・スパレッティがファーストチームの監督に就任したことを喜びと共に発表する。
クラブと2年契約を結んだ新監督スパレッティは、来週水曜日の12時(日本時間20時)にアンジェロ・モラッティ・蘇寧トレーニングセンターで行われる記者会見で就任挨拶をする。同監督は7月3日(月)にチームと初めてのトレーニングを行う予定だ。
1959年3月7日にトスカーナ州チェルタルドに生まれたスパレッティは、現役時代にミッドフィルダーとしてヴィルトゥス・エンテッラ、スペツィア、ヴィアレッジョ、エンポリでプレーした。
現役引退後の1994年にエンポリで指導者としてのキャリアをスタートさせ、当時セリエCだった同クラブをセリエAまで導いた。
その後サンプドリア、ヴェネツィア、ウディネーゼ、アンコーナを経て、2002年にウディネーゼ監督に就任。スパレッティにとって同クラブの監督になるのはこれが2度目だったが、その1年目にウディネーゼはUEFAカップ出場権を手にし、2004-05シーズンにはクラブ史上初となるチャンピオンズリーグ出場を果たした。
スパレッティは2005年夏にローマに移り、同クラブで指揮を執った4年間で2度のコッパ・イタリア優勝と1度のスーペルコッパ・イタリアーナ優勝に輝き、ヨーロッパ強豪クラブとしての地位を確立させた。
そして2009年12月にゼニト・サンクトペテルベルクの監督になると、4年間でロシア・プレミアリーグで2度、そしてロシア・カップとロシア・スーパーカップで1度ずつタイトルを獲得した。
その後、2016年1月に再びローマの監督に就任し、同シーズン後季に驚くべき勝点46を獲得して3位でシーズンを終えた。スパレッティにとって2度目のローマ監督就任期間は18ヶ月だったが、チームはこの間に1試合平均2.33ポイントの勝点を獲得した。
ルチアーノ・スパレッティは、現在のセリエA監督のうち同リーグで最も豊富な監督経験を誇る。その試合数は現在406試合だが、今後その数は当然更に増えていくことになる。
それぞれのクラブで獲得したタイトルのほか、スパレッティは2004-05シーズンに栄えあるパンキーナ・ドーロ(セリエA最優秀監督賞)を受賞し、2006年と2007年にはイタリアサッカー連盟から年間最優秀監督に選ばれた。
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