カンドレーヴァ「クラブはトップに戻るためにハードワークしている」

 ミラノで開催された2017年ジェントルマン・アワードに出席したカンドレーヴァは、「批判は受け止めなければならない。僕らに必要ななのは謙虚さ、ハードワーク、チームスピリットだ」と語った。

 ミラノ発 – 22日(月)ミラノで開催された2017年ジェントルマン・アワードでアントニオ・カンドレーヴァは、「インテルは以前のレベルに戻るためにハードワークしている」と強調した。

 セリエAでフェアプレーを示した選手としてカンドレーヴァはこのセレモニーで表彰された。

 「これは非常に重要な賞であり、これまで数多くの偉大なる選手が受賞してきた賞を獲得できて誇りに思う。プロ選手としての良い模範となることは大事なことだ。子供は我々サッカー選手に憧れているから、僕らには責任がある。僕らは彼らの良いお手本にならなければいけない。私のアドバイスはサッカーを楽しむことだ。確かに運も必要だが、サッカーを楽しむことが一番重要なことだ思っている」

 カンドレーヴァはインテルにとって難しいシーズンとなった今季を振り返った。

 「インテルと僕らにとってネガティブなシーズンだし、これは予期していなかったんだ。シーズン序盤と終盤には多くの問題があった。今は酷いシーズンを可能な限り最高の形で終える必要がある。現在のチーム順位とタフな状況がすべてを物語っている。我々は調子が良い時は称賛を、調子が悪いと時は批判を受けなければならないんだ」

 「ファンたちが怒っているのは分かっているし、その理由も理解している。僕らも今シーズンの出来にはまったく嬉しくないよ。だから、来シーズンはチームのやり方を改善する必要があるんだ。今シーズンの成績は僕らが纏っているユニフォームにとって満足できるものではない。だから、批判は受け入れないといけないよ。僕らが自分たちとファンたちをがっかりさせた時、彼らは常に我慢してくれていた。僕らは謝罪するが、それは行動で示す。彼らは本当にサポートしてくれているし、来シーズンはこの流れを変えるために努力することを約束するよ」

 「今シーズンを終えたら、言うことが多くあるだろう。僕らが批判されるのは正しいよ。なぜなら、インテルはこの順位にはいてはいけないからだ。僕らは今季の責任を負う。そしてすぐに、来季に向けて集中し始めないといけない。僕らはハードワークし、お互いのリスペクト精神を示す必要がある。あと、僕らには謙虚さ、チームスピリット、ポジティブな姿勢が必要だね。僕らが上位を狙うことを可能にしたいなら、全員の姿勢を変えなければならないよ」

 「僕は来シーズンの監督が誰にするという決断ついて話たくない。なぜなら、僕はその件について関係ないからだ。僕が言えることは、ハードワーク、犠牲心、謙虚さを週の間に示せれば良い結果を得る。スパレッティ(現ローマ監督)は良い仕事をした。彼はビッククラブやトップクラブ長年指揮を執っている。トッティ? 彼について総括する立場じゃない。言うならば、彼は本当に素晴らしい選手である。彼はイタリアサッカーの歴史を作ってきた男だ。何も言うことはないけど、彼を称賛するね」

 「インテルは強いクラブだ。クラブ幹部はリーグトップチームと争えるようなチームにしてくれる次期監督を選んでくれるはずだ。ガビゴル? 昨夜、何が起きたか本当に知らないんだ。噂だけは聞いている。彼はミスを犯した。22日(火)から最終節に向けて準備を開始する。その時に何が起こったのか、彼と話すつもりだよ」


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