インテル 0−1 ナポリ

 前半終了間際にホセ・カジェホンが決勝点となるゴールを決め、インテルは今シーズン第34節を落とした。

 ミラノ発 – 30日(日)夜のナポリ戦の前、ミランダが右足の太腿部分に痛みを抱えたのでこの一戦を欠場するというインテルにとって大きなニュースがあった。ステファノ・ピオリは4-2-3-1のフォーメーションを採用し、イヴァン・ペリシッチの代わりにエデルを左サイドハーフに起用した。加えてマルセロ・ブロゾヴィッチがロベルト・ガリアルディーニと共にボランチを組むことになる。

 アウェイチームは良いスタートを切り、開始5分で2本のシュートを放った。ネラッズーリもアントニオ・カンドレーヴァがゴール前にクロスを送るが、エデルとマウロ・イカルディには合わず。

 一方、ナポリは18分にマレク・ハムシクがホセ・カジェホンからのパスをシュートミス。その後、ドリエス・メルテンスがインテルボックス内に侵入するがサミル・ハンダノヴィッチが前に飛び出して見事に止める。30分過ぎにメルテンスがインテルゴールを襲う。オフサイドトラップを掻い潜ったメルテンスがシュートを放つがゴール右ポストに嫌われた。

 そしてナポリが前半終了間際に先制点を奪う。左サイドからメルテンスがあげたクロスを長友佑都がクリアミスを犯し、後ろにいたカジェホンがそのボールを右足でインテルゴールネットに突き刺した。

 前半にナポリはゴールを奪い、凄まじい気迫を示していた。インテルは後半、攻勢に試合を進めるがナポリも継続してインテルゴールを脅かす。エデルがナポリボックス手前で放ったシュートから、ロレンツォ・インシーニェが自陣からインテルゴール前までドリブルで進み、強烈な一撃を放ったが僅かにゴール上に外れた。

 60分、イヴァン・ペリシッチがジョアン・マリオと交代しピッチへ入る。すぐにこのクロアチア人はターンからシュートを放つがカリドウ・クリバリーにブロックされる。その数分後にインシーニェが放ったシュートをハンダノヴィッチが弾いてCKへ逃れる。インテルはエデル、イカルディ、カンドレーヴァが連係して攻撃を仕掛ける。最後はカンドレーヴァがボレーシュートでゴールを狙うも枠外。69分にインテルGKが再びピンチを防ぐ。メルテンスがヒールで放ったシュートをスマートにセーブした。

 その2分後の71分に右サイドからダニーロ・ダンブロージオがあげたクロスをペリシッチが右足でボレーシュートを放つがナポリGKぺぺ・レイナの正面。その後、エベル・バネガとマルコ・アンドレオッリが途中出場する。だが、最後までインテルはナポリの守備を崩すことができず、アウェイチームが勝点3を獲得した。ネラッズーリはファンの素晴らしい応援を楽しんだが、結果を残すことが出来なかった。

インテル 0-1 ナポリ(前半0-1
得点者:カジェホン(43分)

インテル: 1 ハンダノヴィッチ;33 ダンブロージオ、17 メデル、24 ムリージョ(2 アンドレオッリ74分)、55 長友;5 ガリアルディーニ、77 ブロゾヴィッチ;87 カンドレーヴァ、5 ジョアン・マリオ(44ぺリシッチ59分)、23 エデル(19 バネガ72分);9 イカルディ
控え: 30 カリーソ、、7 コンドグビア、8 パラシオ、11 ビアビアニー、20 セインズベリー、21 サントン、94 ヤオ、96 バルボーサ
監督: ステファノ・ピオリ

ナポリ: 25 レイナ;2 ヒサイ、33 アルビオル、26 クリバリー、31 グラム;20 ジエリンスキ(30 ログ63分)、42 ディアワラ、 17 ハムシク(5 アラン72分);7 カジェホン、14 メルテンス、24 インシーニェ
控え: 1 ラファエル、22 セペ、3 ストリニッチ、4 ジャッケリーニ、8 ジョルジーニョ、11 マッギオ、19 マクシモヴィッチ、21 キリケシュ、32  パヴォレッティ、99 ミリク
監督: マウリツィオ・サッリ

アディショナルタイム:1+3分

イエローカード:ムリージョ(52分)、ブロゾヴィッチ(56分)、クリバリー(65分)、ログ(70分)

主審:ロッキ
副審:リベラトレ、カリオラト
4審判:コスタンツォ
追加審判:マッツォレニ、イッラティ


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