ピオリ「2つのセットプレーが全てを変えてしまった」

 インテル監督は、ACミランと2-2で引き分けた試合後、「これがサッカーだ。今日の試合で勝利していれば状況は大きく変わっていただろう。しかし、我々には重要な試合が残っている」とコメントしている。

 ミラノ発 -  後半アディショナルタイムのラストプレーでACミランに同点ゴールを許し、勝点2を落としたインテルの監督は落胆している。

 2-2で引き分けた試合後、インテル監督は「試合は試合終了の笛が鳴るまで終わらない。ACミランは97分にゴールを決めたが、我々はチャンスが作りながらも追加点を決めることができなかった」とコメントした。

 「タフな試合になったね。我々は勝利することができなかった。勝っていれば全く別の状況になっていただろう。現在の順位にはがっかりしている。我々はクロトーネ戦で残念なパフォーマンスを見せたが、今日の試合の結果でミランのよりも上の順位に立つチャンスがあったんだ。今日の試合で重要な勝点3を獲得したかったが、残念ながら勝利することはできなかった。今日の結果で我々の目標を達成することは非常に難しくなったが、シーズン最後まで全力を尽くす」

 ジョアン・マリオをムリージョと交代させたことについては「相手には2人のセンターFWと4人のアタッカーがいた。我々は2つのセットプレーから2失点したが、試合の流れからは多くのチャンスを与えなかった。我々の戦術変更はあまり関係ないだろう」

 「もちろん、最終的なスコアで試合に対する評価は変わってくるだろう。最後のコーナーキックがなければ全てが違っていただろうね。我々は良い形で試合に入り、素晴らしい試合をしていた。我々はチャンスを決めるべきであったが、最終的に2つのセットプレーが試合の結果を変えてしまった」

 最後に今後について質問されたインテル監督は「私の将来についてはクラブが決めるだろう。私はまだクラブに貢献することができると思う。我々はチームを成長させることに集中するだけだ。我々にはまだ、試合が残されているし、全力を尽くすだけだ」と話した。

 「今日の収穫は、選手の勝利への意欲を見ることができたことだ。結果にはがっかりしているが、我々はしっかりしなければいけない。なぜなら、我々にはまだ試合が残されているし、ヨーロッパリーグ出場権を狙える位置にいるからだ」

 


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