ミラノ発 – ステファノ・ピオリがTop Calcio24にて、チームとして努力すれば、インテルはサンプドリア戦の敗北からすぐに勝利街道に戻ることができると語った。
ピオリは「我々は身体的・精神的に月曜日の疲労から回復し、日曜日に行われる次のクロトーネ戦のために準備を行っている」と話し始めた。「次の8試合は、今シーズンの評価にきわめて重要だ。1試合平均の勝点数は、我々がやってきたことが結果をもたらしたことを示している。予期せぬ敗北を喫したが、可能な限り上の順位でシーズンを終えられるように、1試合平均勝点数を高く維持しなければならない。それがチームの背中を押し、大きな未来のためとなる」
「確実に1段階難度が上がる。なぜなら物事のスピードを上げなければならないからだ」と認めたピオリは、選手を知るためにも、彼らの考えを知るためにも、そして自分がどのようなプレーをしたいか説明するためにもわずかな時間しかない」と説明した。
ピオリはサンプドリア戦での敗北も振り返った。
「インターナショナル・ブレーク中に、我々は精神的に何かを失ってしまった。それは、95分間戦うという精神力だ。13人の選手が10日間にわたってチームを離れていたことに対する代償を払うことになった。ガリアルディーニは我々にとって、今、そして未来において大変に重要な選手だが、ブロゾヴィッチとコンドグビアも今シーズンの他の試合で良いプレーをしていた。同点に追いつかれた後の我々のリアクションは良くなかった―我々は焦ってしまい、チームとしてプレーしていなかった」
「私にはオプションがある。正しい姿勢で良いサッカーをすることが出来る選手がいるし、チームを勝利に導く。フィールド上で我々に力を与えてくれるアイデンティティーとスピリットを持つことは大事だ」
「どんな時でもサッカーで何かを得れば、停滞することはない。サッカーは予測不可能だ。3日（月）の結果には我々全員がうんざりしている。ガブリエル・バルボーザについては何も問題はない。共にハードワークして我々はすぐに勝利を収める必要がある」
ピオリが今後のことについて話した。
「私は集中しているし、モチベーションも高い、そして冷静だ。我々はハードワークしている。私はインテルにあるスピリットを愛している。ここは非常に大きなクラブである。私はどこで監督をやろうが常に証明してきた。私はここでも同じこと
しているんだ。私はインテルに相応しい監督だと感じている。ここはスタート地点だ。だが、我々はトロフィーを掲げることが出来る」
「我々が上位チームに追いつく為には、一歩一歩ステップアップしなければならない。我々には非常に長い歴史があるし、強力なオーナーがいる。トップ3はここ数年同じ顔ぶれだ。だから、我々は成長を促進して、チャンピオンズリーグ出場権が与えられる順位に近づく必要があるよ。その為にも夏の移籍期間では新しい選手を獲得するつもりだ」
「しっかり集中を保ち、シーズン終了まで戦おうじゃないか。ここまで本当に良くやっている。物事が終わった時、誰もが判断を下す。チームには素晴らしい能力があり、それを披露するかは我々次第だ。クロトーネ戦は簡単にはいかないだろう。1-0で勝利したパレルモ戦のようになる。今週末の試合もタフになることは分かっているし、しっかり準備を行う必要があるよ」
そして最後にピオリ監督はミラノ・ダービーについてコメントした。
「私が何を期待しているか知っているはずだ。だが、クロトーネ戦を終えて、来週の月曜日までミラノ・ダービーについて考えないよ」
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