ピオリ「もっとチームとしてプレーするべきだった」

 「我々が同点に追いつかれ、ボールポゼッション力を失ってしまった。重要な場面では冷静になる必要がある」と、インテル対サンプドリア戦が終わった後にインテル指揮官がコメントした。

 ミラノ発 - ステファノ・ピオリは4月3日(月)夜に行われたサンプドリア戦1-2の敗戦と自身のチームが勝利に十分ではなかったと認めた。

 インテル指揮官は今シーズンが成功するようにもっと多くのことをする必要があることも認めている。

 「もし、今夜で今シーズンが終わっていたら、間違いなくインテルにとっては良いシーズンではない。だが、まだ終わっていない。我々は耐え切れなかった。そしてナーバスになり。要するに我々はサンプドリアのカウンター攻撃に対して隙だらけだった。我々はツケを払った。試合でのこの様なデリケートな場面で我々はもっとチームと一丸となって戦わなければならない」

 会場に訪れたインテルファンは試合終了のホイッスルが吹かれた瞬間に不満を露にした。だが、ピオリはそのリアクションについて不満はない。

 「試合に勝利できなければ、ファンがこのような反応することは想像できる。前半のサンプドリアは我々の攻撃に良く耐えていた。そして、後半に彼らが我々を苦しめた。試合で劣勢の状況に陥った時、チームとしてもっとプレーする必要がある。我々は集団としてプレーしたいと思っている。それが我々が望む結果を得るための唯一の道だ」

 今日の結果に関して、個人の選手を名指して非難することを拒否した。

 「チームパフォーマンスは個々のプレーヤー次第ではない。個人プレーに必要以上のエネルギーを使いすぎてしまったら、勝利することはない。我々は気持ちと勝利への意欲を示した。だが、もしそこに精確性がなかったら、今夜の様な試合結果になるリスクを冒すことになる。今夜は残念な試合だった。なぜなら、チームは良い試合の入り方をし、コンパクトにプレーすれば良いパフォーマンスを披露できると証明した。私の言うように我々は良いスタートを切ったが、その後はバランスとポジショニングを失った」

 自身の今後についての質問については明確な発言をしなかった。

 「私はチームがベストな状態になるように集中し、リーグ戦の順位を上げることを試みているんだ。なぜなら、今の順位で今シーズンを終えたら誰もハッピーにならない。我々は失望しているが、この敗戦の教訓を活かし、今後の試合へのモチベーションにしたい」


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