上海発 - インテルが中国に帰ってくる。ネラッズーリは今年の夏、中国で行われるインターナショナル・チャンピオンズカップに参加することが決まった。前回は2015年のインテル・ツアーで中国で試合を行った。
Catalyst Media Group と Relevent Sports が運営する、この重要なプレシーズン大会は近年、多くのヨーロッパ強豪チームが定期的に参加するトーナメントとなった。
クラブのレジェンドであり、インテル・フォーエバー選手であるウォルター・ゼンガが上海の記者会見でインテルの参加表明を明らかにした。
「1978年、イタリアのクラブチームとして初めて中国に訪れたのがインテルであり、当時、私もそこにいた。あれはサンドロ・マッツォーラにとって最後の試合だった。そして、プリマヴェーラ・コッパ・イタリアを優勝した私はファーストチームに招集された。なぜなら、イヴァン・ボルドンがアルゼンチンW杯に向けたイタリア代表の準備合宿に呼ばれたからだ」
そこから約40年後が経ち、今年の夏に蘇寧グループがインテルのオーナーとなってから(昨年)チームは初めて中国へと向かう。
ネラッズーリは2017年7月24日、江蘇蘇寧のホームスタジアムである南京オリンピックセンターでACミランと対戦する。
このトーナメントはアジア・パシフィック・エリアにいる1億6300万人のインテルファンに会う新たな機会である。特に中国人インテルファンにとって自国でミラノ・ダービーを観戦する願ってもないチャンスだ。
ここ数年で、インテルと中国の繋がりは格段に強くなっている。インテルは中国に複数のインテルクラブをオープンし、3つのインテル・アカデミー(上海、南京、北京)を開校した。