パガニン「少年時代からの夢であった、インテル加入が叶った」

 本日の『Memorabilia』のゲストは、インテルで活躍したフルバック。「優勝を目指して戦うことは素晴らしかったね。UEFAカップを勝ち取った後の安心感は今でも覚えている」

 アッピアーノ・ジェンティーレ発 - インテルで5年間プレーしたアントニオ・パガニンが本日の『Memorabilia』にゲスト出演し、ネラッズーリでの経験について語ってくれた。

 パガニンは、インテルで2度のUEFAカップ優勝という重要なことを成し遂げた。

 「ウディネーゼで数年間プレーした後、私はインテルから獲得オファーを受けたんだ」と彼は話し始めた。「私はインテルファンだったから、夢が叶ったんだ。タイトルを賭けて戦うことは最高の気分だったね」

 「私は、今でもマラッシでスクデット争いに敗れた時のことを覚えているよ。UEFAカップの決勝でローマに勝利したことが救いだったね。このシーズンは私にとってミラノでの初めてのシーズンだったんだけど、ヨーロッパ王者としてトロフィーを掲げることができた素晴らしいシーズンになった」

 「我々は、ローター・マテウス、ユルゲン・クリンスマン、ニコラ・ベルティ、そして、アルド・セレーナといった選手たちを擁していたんだ。私にとって初のヨーロッパの舞台は記憶に残るものになったよ」

 「ジョバンニ・トラパットーニが、僕をインテルに連れてきたがっていたんだ。しかし、その後、ゾーン・マークを基礎とした現代フットボールを築いたコラド・オリコがインテルにやってきた」

 更にオリコが去った後には、オズバルド・バニョーリが後任としてインテルを指揮することになる。

 「彼の最初のシーズンから、インテルはリスペクトされ、非常に質の高いチームとして復活したが、優勝するためには十分ではなかったことを覚えている。監督は、すべての選手から120%の力を引き出したんだ。彼がジェノアを率いて、アンフィールドでリバプールを破ったのは偶然ではないよ」

 1993-1994シーズンが、クレイジーなインテルの時代の典型的な例である。

 「このチームは2つの違ったレベルでプレーしているようだった。我々は、私の時代に2度目のヨーロッパでのトロフィーを獲得したが、リーグ戦では怯えているように見えた。ザルツブルク戦で、ヴィム・ヨンクがゴールを決めた後、相手のシュートが僕らのゴールポストを2度叩いたことを覚えているよ。難しいシーズンを過ごしたけど、この勝利で僕らは安心することができたんだ」


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