ピオリがパフォーマンスと試合結果に喜ぶ

 インテル指揮官は、「チームはエンポリ戦まで非常に集中して練習していた。我々はシーズンが終わるまで3位の座を狙い続ける」と試合後にコメントした。

 ミラノ発 - 12日(日)は、ステファノ・ピオリにとって満足した1日となった。インテルのコンビネーションは非常に良く、エンポリ戦の勝利に値した。

 「チームは今週、良い姿勢で非常に集中して練習に取り組んでいた。それが、今日の結果だ」と、サン・シーロでのエンポリ戦を終えてピオリ監督が話し始めた。「インテルはエンポリ相手にチーム一丸となって、とても良く戦った。前節ユヴェントス戦で我々は敗北を喫したが、すぐに勝利を奪えることを証明することは我々にとって重要だった」

 リーグ戦3位に入ることが現実的な目標かという質問に、ピオリ監督は先のことはあまり考えないようにしている見解を示した。「我々は自分たちのモチベーションを継続的に保とうとしている。そして、インテルの目標を達成する為に必要な道筋に留まる努力も行っている。不可能のことはない。我々は今シーズン3位で終えることを狙っている。今日、我々が勝利を収めたように今後も、ベストを尽くして可能な限り多くの勝点3を積み重ねていくつもりだ。これは、我々が強豪チームとして戦うために必要なことだ」

 「私は現在のことしか考えない。時々、今後のことについて考えたりもするが、過去は振り返らない」と答え、今シーズン開幕から監督してチームを指揮していたら、現在どの順位にいたか、という質問には、「クラブとインテルファンにとって何か大事な物を構築したい。我々は自分たちのパフォーマンスの改善に取り組んでいる。現在、インテルにはリーグ戦しか残っていない。だから、我々はセリエAに集中するだけである。他の物事の為にエネルギーを使って深く考えることは意味がない。我々の頭の中は、明日から次節のボローニャ戦だけである。我々は、再びリーグ戦上位を競えるチームだと証明する機会を得る」

 「ガリアルディーニは我々に欠けていた中盤のリーダーかって? 彼は必要な要素を全て兼ね備えた選手だ。彼の特徴、インテルのようなビッククラブに直ぐに適応したことを考えば分かることだ。だが、より大事なことはチーム全体としての姿勢である」

 「パラシオは交代後に怒りを露にしていたが、それは彼のプロフェッショナルイズムからだと思う。彼は誰に対してもリスペクトを欠かさない。ただ、彼は攻撃のチャンスでさらに良いプレーが出来たと思っていたはずだ。選手が向上心を見せてくれることは、私にとって好ましい」

 「インテルは以前より、イカルディへの依存度が減っている? マウロはファンタスティックな選手だ。私は彼がまたピッチに立つ瞬間を早く見たい。だが、インテルには多くの優秀な選手がいる」

 最後にピオリ監督は、明日13日(月)ラツィオ戦に臨む永遠のライバルであるACミランについて言及した。

 「私がインテルを応援するように、明日はACミランを応援するよ。私はACミラン対ラツィオ戦を観戦するつもりだ。だが、我々は100%自分たちに集中している。チームは非常に良くやっているし、まだ我々には改善できる部分があるんだ」


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LE PAROLE DI PIOLI DOPO INTER-EMPOLI

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