失われた時間を取り戻すアンサルディ

 アルゼンチンDFアンサルディが木曜日の夜、インテル・チャンネルの『カフェ・ドッピーノ』に登場した。「僕たちはインテル。勝利を目指さなければならない」

 アッピアーノ・ジェンティーレ発クリスティアン・アンサルディが木曜日の夜、インテル・チャンネルの『カフェ・ドッピーノ』第3話に出演し、インテルで素早く遅れを取り戻す決意を語った。

 インテルへの移籍後すぐに怪我を負ってしまったアルゼンチンDFアンサルディだが、チームの重要な歯車の一つになろうとずっと奮闘していたようだ。

 「ゆっくりしたペースだったが、謙虚にハードワークを続け、今その失われた時間を取り戻している」と語るアンサルディ。しかし彼の復帰は生半可なものではなかった。復帰直後にヨーロッパリーグでスパルタ・プラハに敗れ、続くセリエAでもローマに敗北を喫したのだ。

 「僕たちの自信が削がれた」とその時の心境を明かし、「結果を忘れてハードワークするのは簡単ではない。でも、僕たちはインテルだから勝利を目指さなければならない」と続けた。

 このショーの名前こそコーヒーから来ているが、アンサルディ自身は違う飲み物の方が好きなようだ。

 「コーヒーは好きだよ。でも、アルゼンチンではマテ茶の方が人気がある。様々な乾燥した茶葉とお湯を混ぜた少し苦い紅茶だよ」

 彼は、これまでに偉大なサッカー選手を輩出してきたロサリオという町の出身だ。

 「バネガとイカルディも同じくロサリオ出身だよ。アルゼンチンではサッカーがメインスポーツで、ロサリオにもサッカーをする若手がたくさんいる。だからたくさんプロが生まれても不思議ではないね」

 「子供の頃からサッカーが大好きだった。いつでもボールを蹴っていたね。4才の頃から始めて、放課後もずっと友達とサッカーをしていた。僕が最初に加入したクラブはニューウェルズで、それからヨーロッパへ引っ越した。アルゼンチン内でもハイレベルな競争が存在する。だからこそアルゼンチンの選手は自身のキャリアを母国で終えようとするんだ。僕自身はマネージャーになることはないと思う」

 またアンサルディは、ミラノでの家族との生活についても少し話してくれた。

 まずは息子について、「息子は今4才だけど、もうサッカーが大好きだよ。でも、プロになるかどうかを言うには早すぎる」と説明し、「家族は僕のよりどころ。ロシアで一年間一人暮らしをしたけれど大変だった。でも、家族と一緒に暮らす生活に戻ると、みんなが良くなったよ」と語った。

 「サッカー以外では、テニスや卓球を見たりプレーするのが好きだね。子供が3人いるから、アニメもたくさん見るよ。でも映画も好きだ。ギターも弾くね。今はかなりなまってるけど!」

 最後にアンサルディは、ユヴェントス戦の負けからすぐに切り替えることをチームメイトに呼びかけた。

 「ここ数週間やってきたことを続けなければならない。ファンは常により上を欲する。僕個人に関しては、自分の力は分かっているし、ハードワークすればもっと高いレベルに行けることも知っている。これまで見せてきたようなプレーを続ければ、3位以内でリーグをフィニッシュできる」


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