ピオリ「チームとしてプレーし、勝利した」

 ペスカーラ戦勝利後、インテルの監督は「これからカップ戦に100%集中しなければならない。我々はまだピークに達していない―まだ改善の余地がある」と語った。

 ミラノ発 – ステファノ・ピオリは、「チームとしてプレーした」ペスカーラ戦でセリエA7連勝を達成したと選手たちを称賛した。

 メアッツァで行われた試合で、ネラッズーリは新たなクリーンシートを記録した。インテルは土曜日夜、ダニーロ・ダンブロージオ、ジョアン・マリオ、エデルのゴールにより3-0の勝利を手に入れた。

 ピオリは試合後、「チームとしてプレーしたから勝利することができた。パスはもう少し上手くできただろう。それというのも、我々がミスをした時にペスカーラがチャンスを作っていた。テンポを緩めたいならば、100%集中していなければならない」とジャーナリストに語った。

 「チーム全体がハードワークに励み、走り、努力している。常にアグレッシブに攻めていきたい。このスタイルでプレーし、相手PA内に入って攻撃を仕掛けたい。我々のDF陣はよく前に出てきていたが、それは我々に更なる攻撃オプションを与えるためだ」

 「もっと上手くやれるとわかっている。私の選手たちには技術とスタミナ、そして戦術的な知識が備わっている。現在好調だが、我々はまだピークに達していない。そしてまだ改善の余地があるという事実は、我々にとって自信を持つ更なる理由になる」

 「個人よりも、まずはチームが重要だ―チームのためにその才能を使わなければならない。選手たちは厳しい仕事に対してやる気に溢れているが、全員がもっとしなければならないとわかっている。私は、我々はチームとしてプレーしなければならないし、選手1人ひとりが自分の役割を果たさなければならないと注意し続けている。そのようにしてはじめて良い結果に報われることになる」

 「我々はピッチの上で良い基盤を持っており、そこから積み上げていける。私は、選手たちの能力と人間性に感銘を受けた。我々はインテルだ。強敵が相手でも勝とうとしなければならない」

 インテルの監督は、土曜日夜の試合で終盤から途中出場し、鮮やかなパフォーマンスを見せたガブリエル・バルボーサに言及し、同選手を激励した。

 「ハードなトレーニングに意欲的なことも含め、バルボーサは良くなってきた。彼はとても若く、イタリアでの生活に慣れる必要があった。彼は、ビッククラブではポジション争いが激しく、全力で臨まねばならないと理解しなければならない」

 次の週末にはユヴェントス・スタジアムへの遠征が控えているが、ピオリは、週中日に行われるコッパ・イタリア準々決勝のラツィオ戦に全集中力を注がなければならないと強調した。

 「ユヴェントスについて考える前に、我々には火曜日にラツィオとの対戦が控えている。これは、我々が優勝を狙っている大会で重要な試合だ。この試合の後は、日曜日のゲームに対する気持ちとモチベーションが高まっているだろう」

 「カップ戦では、強いチームをピッチに送り出さなければならない。リーグ戦ではラツィオに勝利できたが、苦戦を強いられた。その後にトリノで最大限の努力をし、敵地でも自分たちのゲームをしたい。対戦相手は大変強いとわかってはいるがね。私は、インテルらしいパフォーマンスが見たい。対戦相手にリスペクトを抱くと同時に、我々自身の能力も把握していなくてはならない」


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