インテルがマルベーリャトロフィーを制す

 ステファノ・ピオリ監督率いるインテルが、2017年の初試合に勝利し、総当り戦を制して優勝した。

 ラ・リネア発 インテルは1月3日、マルベーリャトロフィー大会で優勝を飾り、良い2017年のスタートを切った。大会は総当り戦で行われ、レアル・バロムペディカとマルベーリャFCが参戦した。

 インテルは、最初の試合でまず、第一試合にPK戦の末敗れたホストのレアル・バロムペディカと対戦する。しかし、インテルとの試合では、キーコがハンダノヴィッチの頭上を越える見事なロングシュートを決め、バロムペディカが先制する。すると16分、左コーナーにダンブロージオが頭で合わせると、GKがセーブ。そのこぼれ球をムリージョが押し込みインテルが同点に追いつく。

 しかし29分、アンドレオッリがエリア内でハンドをしてPKを献上する。それをキッカーのルビオに決められ、再びリードを許す。だが、インテルは再びコーナーからムリージョが決めて、試合を振り出しに戻すと、最後はガブリエル・バルボーサが決勝弾を決め、チームを勝利へ導いた。

 そして2試合目も、インテルの牙城はあっさり崩される。相手FWオコイェがドリブルからフィニッシュへ持ち込むと、シュートがゴール左隅を捉えて先制点を許す(16分)。

 その後、追いつくために攻勢に出るインテルは試合終了直前、アンサルディのスルーパスに抜け出したペリシッチが冷静に決めて、スコアを1-1とする。試合はPK戦に突入し、マルベーリャに軍配が上がるが、トロフィーはインテルの手に渡った。

レアル・バロムペディカ・リネンセ 2-3 インテル
得点者:キーコ 2分、ムリージョ 16・36分、ルビオ 30分、ガブリエル・バルボーサ 44分

インテル:1 ハンダノヴィッチ;33 ダンブロージオ、24 ムリージョ、2 アンドレオッリ、95 ミアンゲ;87 カンドレーヴァ、77 ブロゾヴィッチ、27 ニュクリ、23 エデル;96 バルボーサ;8 パラシオ

レアル・バロムペディカ・リネンセ:1 ゴディーノ;2 ジョー、4 アレックス、5 トゥルヒージョ、3 ルーロ;6 キーコ、8 セルファ;7 フアンペ、10 カナリオ、11 ガジャルド;9 ルビオ 

イエロー:アンドレオッリ 29分、ルーロ 38分

マルベーリャFC 1-1 インテル(PK戦5-4の末、マルベーリャの勝利)
得点者:オコイェ 16分、ペリシッチ 43分

インテル:30 カリーソ;21 サントン、13 ラノッキア、2 アンドレオッリ(ヤオ 22分)、15 アンサルディ;11 ビアビアニー、6 ジョアン・マリオ、27 ニュクリ、44 ペリシッチ;19 バネガ;9 イカルディ

マルベーリャ:1 ベルナーベ;2 マルティネス、5 ルイス、4 ディアナ、3 サンチェス;6 ゴンザレス、8 デルモンテ;7 ゴティ、10 マルケス、11 ベイテァ;9 オコチェ

イエロー:ペリシッチ 19分


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