パラシオが自信を持って2017年に臨む

 パラシオがインテル・チャンネルのインタビューで2016年を振り返った。「僕は自信がある。僕らはハードワークしているし、インテルは完璧なチームだ」と、アルゼンチンFWがコメントした。

 アッピアーノ・ジェンティーレ発 - ロドリゴ・パラシオがまもなく2017年を迎えるにあたって、昨シーズンと2016年の総括をインテル・チャンネルのインタビューで話した。

 「僕らは2016年1月まで1位だった。だが、そこから2ヶ月間、僕らはプレーするのをやめてしまった。そこで多くの勝点を落とした。上位チームにも負けて、自信を失ってしまった。最終結果は僕らが望んだものと全く違った」と、パラシオが話し始めた。

 パラシオは2016年カルピ・ゲームに出場するまで、試合出場の機会がなかった。だが、パラシオはその試合でシーズン初ゴールを決める。

 「何回か試合終盤にやっと同点に追いつくゲームはある。サン・シーロでもね。開幕当初の好調なチームは、その時期には右肩下がりだった。不運にも勝点を落とした試合もあったけどね」

 「とても怒りを持っていたよ。なぜなら、12月まで試合でしっかり戦うチームだったからね。ガッファーのハードワークには感謝している。リーグ戦優勝を狙える戦いをしていた。個人的な意見だけど、加入してから数年はすべてが上手くいっていた。だが、怪我をしてから僕はプレースタイルと動きを変えた。そして今から1年半前から僕は90分間プレーする体力を失った。でも、僕には他にも先発メンバーに相応しいチームメイトがいるんだ」

 「怠けている感じに見えるかもしれないが、プレーしていない時は、正しい方法で試合を分析しているんだ。そして、実際にピッチに出てプレーすると、思っていた以上にスペースが狭いんだ。考えている時間もない。おそらく、監督になるためにはもっと試合を読めるようにならないといけないね」

 「僕はセカンド・ストライカーのポジションでプレーしたい。ゴールに近い場所だし、イカルディや他のストライカーとプレーした方がやり易いよ」

 パラシオは12ヶ月で3人の監督と仕事をした。

 「ロベルト・マンチーニが監督の時はハッピーだった。あんな終わり方だったのが、本当に残念だよ。彼はとても経験豊富で、自らの肩で重圧を背負っていた。冷静な考えを持ち、自分たちに自由を与えてくれた」

 「フランク・デ・ブールはタレント性と面白いアイディアを持っている監督だ。彼はボールポゼッションを好んでいる。彼に多くの時間を与えられなくて残念だよ。でも、サッカーでは結果がすべてだからね」

 「ステファノ・ピオリはクラシックなイタリア人監督だよ。試合へしっかり準備し、完璧に試合を分析する。彼がここにいてくれて嬉しいし、彼が僕らをもう1つか2つ上のレベルへ引き上げてくれると確信があるよ。」 

 自身について、ゴール前の独自の哲学を話してくれた。

 「長い間、ゴールを奪えていないけど、自信を持って個人でゴールを狙うより、良いプレーをする方を選ぶかな。試合中に良いプレーをすれば、自然とゴールを決めることができる。自信も感じれる」

 パラシオがアルゼンチンの故郷と自身の子供時代について話した。

 「バイア・ブランカはアルゼンチンで有名なバスケットボールが盛んな街だよ。皆、サッカーも好きさ。僕はスポーツの大ファンだから、子供の時はサッカーとバスケットボール両方をプレーしていたんだ。そして、ファーストチームでプレーする機会を貰えて、どちらか1つを選ばなければいけなかった。そして、僕はサッカーをプレーすると決めたんだ」

 「インテルとは2017年6月まで契約が残っている。その後はイタリアに残ろうと思っている」

 最後にパラシオが来年に向けて抱負を語った。

 「2017年がインテルの年になるかって? 僕らはハードワークしているし、インテルは完璧なチームだ。でも、僕らはピッチでそれを示さないといけない。今シーズンはトップ3で終わる必要がある。僕らは素晴らしいチームだからね」


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