ジェノア発 - 30日(日)夜のスタディオ・ルイジ・フェッラリースで行われた一戦は、ファビオ・クアリャエッラの先制ゴールを守りきったサンプドリアにインテルが1-0で敗戦した。
インテルは前半終了間際にベテランFWクアリャエッラに先制ゴールを許した。後半に入り、インテルが全力でゴールを狙いにいく。しかし、試合終了間際のロドリゴ・パラシオのシュートはバーに当たりゴールラインを割らず、サンプドリアDFにクリアされた。
試合はスローペースから始まった。7分にバレットがシュートを放つがゴールマウスを大きく外れる。その5分後にブルーノ・フェルナンデスが、ルイス・ムリエルにパスを送り決定的チャンスを迎えたが、コロンビアFWはゴールを決めることが出来なかった。
一方、インテルはチャンスをなかなか作れずにいると、サンプドリアがCKからバレートが右足でシュートを放つ。しかし、ボールはインテルポストに当たりゴールとはならなかった。
試合が進むとインテルが徐々にチャンスを作り始める。アントニオ・カンドレーヴァが数回サンプドリアゴールを脅かすが、サンプドリアGKクリスティアン・プッジョーニに防がれる。続けてマルセロ・ブロゾヴィッチがミラン・スキリニアーをかわし、サンプドリアボックス内から左足でシュートを放つがゴール上に外れる。
インテルが徐々に試合の主導権を握り始めた時間帯にサンプドリアが先制点を決める。インテルボックス内でカロール・リネッティがクアリャエッリにパスを送る。それをベテランFWが左足でインテルゴール右隅にシュートを決めた。さすがのハンダノヴィッチもシュートに触ることが出来なかった。
後半が始まって21秒でエデルがシュートを放つが、これはわずかにゴールマウス上に外れる。なかなかゴールを決めることが出来ないフラストレーションがインテルに漂っていた。カンドレーヴァとエデルが積極的にクロスを送るが、孤立しサンプドリアDFに囲まれたマウロ・イカルディはシュートを打つ機会がほぼ皆無だった。
しかし、インテルが決定的チャンスを67分に迎える。ブロゾヴィッチが左足で完璧なクロスをイカルディに送る。しかし、インテル主将のヘディングシュートはゴールマウス上に外れてしまう。
デ・ブール監督はパラシオとペリシッチを同時に投入し、ゴールを奪いに行く。そして試合終了直前にパラシオが倒れながらもサンプドリアゴール前でシュートを放つ。しかし、ボールはバーの下に当たりゴールライン数センチのところでサンプドリアDFにクリアされてしまう。
そして試合終了の笛が鳴り、フラストレーションが残る夜となった。
サンプドリア 1-0 インテル(前半1-0)
得点者:クアリャエッラ(44分)
サンプドリア:1 プッジョーニ;22 サーラ、37 スクリニアー、26 シルベストル、19 レジーニ;8 バレート、34 トッレイラ、16 リネッティ、10フェルナンデス;9 ムリエル(11 アルバレス 88分)、27 クアリャエッラ(47 ブディミル 77分)
控え:12 クラピカス、92 トッツォ、3 アムジエ、6 エラモ、、13 ペレイラ、14 シック、15 クライチ、18 プラート、21 チガリーニ、23ドゥリシッチ
監督:マルコ・ジャンパオロ
インテル:1 ハンダノヴィッチ;15 アンサルディ、25 ミランダ、24 ムリージョ、21 サントン;6 ジョアン・マリオ、19 バネガ、77 ブロゾヴィッチ;87 カンドレーヴァ(8 パラシオ 76分)、9 イカルディ、23 エデル(44 ペリシッチ 76分)
控え:30 カリーソ、2 アンドレオッリ、11 ビアビアニー、13 ラノッキア、、27 ニュクリ、33 ダンブロージオ、、55 長友、95 ミアンゲ
監督:フランク・デ・ブール
イエローカード:アンサルディ(74分)、ミランダ(75分)、ジョアン・マリオ(84分)、サーラ(85分)
アディショナルタイム:1+3分
主審:マッツォレニ
副審:マッラッツォ、ペレッティ
第4審判:パガネッシ
追加副審:グイダ、マリアーニ
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