デ・ブール「正しいアプローチを望む」

 インテル監督は日曜日のサンプドリア vs. インテル戦を見据え、「スタート時から大きく進歩した。正しい方向に向かっており、このまま進み続けたい」と語った。

 アッピアーノ・ジェンティーレ発 – フランク・デ・ブールは本日、セリエA・2016-17シーズン第11節サンプドリア戦前の記者会見に出席した。同試合は日曜日の20時45分(日本時間翌日4時45分)からアウェイで行われる。

 「クラブのサポートを得られることは、常にとても大切なことだ。リラックスしてプロジェクトに取り組むことができる。それはコーチ陣だけでなく、選手にとっても重要だ。オーナーのサポートを感じられるこのような環境で働くことは素晴らしい」

 「サンプドリア戦でも同じようなアプローチでプレーしなければならない。サウサンプトン戦やトリノ戦で見せたような規律正しさを、明日の試合にも望む。コンパクトなプレーをすることが大切だ。全員が同じ方向を目指しているとファンに示したい。そのような試合ができれば、勝点を持ち帰ることができるだろう。選手たちはそのことをしっかり理解していなくてはならない。私は毎試合、常に同じ集中力を要求する。アトランタ戦では間違ったアプローチでゲームに臨んでしまい、腹立たしい気持ちを抱いたが、トリノ戦では良い反応を示すことができた。更に安定したパフォーマンスを出さなければならないが、水曜日夜の試合を考えれば、我々は私の目指すもの、私のサッカーの哲学からそれほど離れていないと思う。もちろん、時間の経過と共に更に多くを改善できるだろうが、私はチームが直近の試合で示したパフォーマンスに満足している」

 フランク・デ・ブールは、この数週間のブロゾヴィッチと同じようにコンドグビアを起用する可能性について聞かれると、「どの選手のことも特別扱いしていないし、選手全員に同等のチャンスを与えている。ブロゾヴィッチは見事なプレーで、考えうる限りベストの反応を示した。彼はミスをしたと自覚して謝罪し、そして今、我々の期待に応えている。彼はハードワークしてチームに復帰し、良いプレーを見せている。コンドグビアは少し調子を崩したが改善しているし、今後も成長できるだろう」と答えた。

 ネラッズーリの監督に対する次の質問は、チーム編成についてだ。デ・ブールは、「ジョアン・マリオは普段ピッチの高い位置でプレーしており、4バックの前は彼の最も好きなポジションではない。つまり彼は、あのポジションでとても上手くやっていた。彼はプロフェッショナルで、現在チームを助けられるとわかっている。私は、トリノ戦で良いパフォーマンスをした彼とブロゾヴィッチ、そしてバネガを賞賛したが、良いゲームをするためには、この3人が繰り返しあのようなパフォーマンスを出す必要がある。それはそうと、メデルは常に100%の力を出す大変重要なプレーヤーだ」と述べた。

 またデ・ブールは、エデル、カンドレーヴァ、ペリシッチの3人が基本的に2つのポジションを巡って競争していることを認め、「チームのメンバーを決める時、各選手のコンディションや戦術上の規律など、全ての基準を考慮している。そして更に、試合数が多いので全ての面で正しいバランスを保ち、負傷を回避しなければならない。どちらにせよ、3人ともトップクオリティーの選手だ」と説明した。

 最後に監督は、これまでの自分の仕事を振り返ると、「私自身に点をつけるなら、10点満点中7点だ。私は誰の目もまっすぐに見つめ返すことができる。我々は既に長い道を歩み、大きく進歩した。もちろん浮き沈みはあったが、我々は大きく前進しており、どこを目指しているのか分かっている。正しい方向に向かっており、このまま進み続けたい。当然軌道を修正しなければならない時も出てくるだろうが、我々がどこを進んでいるか、そして何を達成したいかはっきりとわかっている」と語った。


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