ボーリングブローク「インテルと蘇寧の統合が主な目的」

 インテルのCEOが金曜日、「昨年度の決算はポジティブだった。我々の5年計画を進めていく」とメディアの前で語った。

 ミラノ発 – マイケル・ボーリングブロークが、10月28日(金)に行われた株式総会後の記者会見に出席した。その発言を以下にまとめた:

 「エリック・トヒルは、家庭の事情により急遽インドネシアに帰らなければならなくなった。我々の心は彼と共にある。そして彼の代わりに、私が今日ここで話すことになった」

 「我々は今日、2015-16シーズンの本決算を承認したところだ。ピッチ内外でポジティブな結果となった。ファイナンシャル・フェアプレーに関しては、昨年設定した目標を達成するために動いていく。我々は、5年計画の最後に利益が上げられるようにするつもりだ」

 「中国は我々にとってチャンスの宝庫だ。だからこそ、我々はインテル・ブランドを広めるために南京にオフィスを設立した」

 「サッカーの結果に関して言えば、前シーズンより多くの勝点を獲得できた。しかし我々は、可能な限り早く再びチャンピオンズリーグに参戦できるようになりたい。我々はトップクラスの選手を抱えており、更にユースチームから何人かの選手をトップチームに引き上げたいと考えている。それが我々のもう1つの目標だ」

 「タイトル獲得のためには、サッカーサイドと運営サイドのバランスが必要となる。我々が済ませたサインの全てを嬉しく思っているし、収入とのバランスも取れている」

 「この機会にロベルト・マンチーニの業績に感謝を述べたい。そしてフランク・デ・ブールには、あのように短い時間でこの仕事に就く決断をしてくれたことに感謝したい」

 「サン・シーロは、我々の成長戦略において鍵となる。昨シーズンのホーム戦の平均観客数は45,000人で、その前のシーズンよりも22%多かった。これほど多くのファンを動員するクラブは、イタリアでインテル以外にないし、シーズンチケットとそれ以外のチケットの売り上げも大幅に伸びた」

 「我々はまた、Pirelliとのパートナーシップを更に5年間延長した。これはイタリアスポーツ界で最も長いパートナーシップであり、ヨーロッパでも2番目の長さを誇るものだ」

 「インテルキャンパスは現在29カ国で活動しており、我々はこの夏、サッカークラブとしては唯一、ニューヨークの国際連合事務総長を訪問する栄誉を得た」

 「この夏のメインイベントは当然、蘇寧がクラブの買収を完了したことだ。インテルと蘇寧の統合が主な目的であり、これによってクラブの財政に莫大な可能性がもたらされた。我々は世界的に見ても、中国に最も多くのファンを抱えるサッカークラブのうちの1つだ」


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