トヒル「監督とチームを全力でサポートする」

 会長に代わり、ニコラ・ヴォルピが金曜日の株主総会で挨拶を行った。

 ミラノ発 – 金曜日に行われたFCインテルナツィオナーレ・ミラノの株主総会にて、私用のため出席できなかった会長のエリック・トヒルに代わり、ニコラ・ヴォルピが挨拶を行った。

 会長自身は欠席となったものの、トヒルがそのプロフェッショナルな視点と人間性によって、FCインテルナツィオナーレ・ミラノの関係者全員の敬意を集めていることに変わりはない。

 トヒルの欠席を受け、インターナショナル・スポーツ・キャピタルを代表してイセンタ・ヒオエ氏が出席した。

 エリック・トヒルの代わりに、ニコラ・ヴォルピが以下のスピーチを読み上げた:

 「いくつかの良いパフォーマンスを別にして、チームはまだ満足な結果を出せていない。サッカーは浮き沈みが激しいと我々もよくわかっている:ユヴェントス戦では大変素晴らしいプレーで勝利を手にし、ローマ戦では善戦しながらも敗北を喫した。そして何試合かあまり良くないパフォーマンスを見せたこともあった。我々は水曜日に重要な勝点3を獲得することができたが、この先も続けられることを願っている。

 我々は株主として、そしてクラブとして一丸となって監督とチームを助けなければならない。勇気と闘志、そして決意をもってあらゆる挑戦ができるように全力でサポートしなければならない。我々全員が愛するネラッズーリのカラーを、我々全員で守らなければならない。そう、今日ここに株主として出席しているあなた方全員で。

 我々は良い時も悪い時もクラブとして責任を負うためにここにいると、自覚しなければならない。そしてインテルのために必要な決断を下すことを続けなければならない。

 様々なことに遭遇するが、我々自身がシーズンスタート時に設定した目標は変わらないままだ。その歴史と伝統を思えば、このクラブは最高のステージで戦うにふさわしい。インテルはチャンピオンズリーグに返り咲かなければならない、それは我々にとって不動の目標だ。途中でいくつか勝点を失ったからといって、それが変わることはない。

 我々はこれから、再び軌道に戻り、失われた基盤を築くために更にハードワークをしなければならない。我々全員が1つになってはじめて、それを達成できるのだ」


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