プラハ発 – 木曜日の夜、インテルは、敵地でスパルタ・プラハとELグループリーグ第2戦を戦い、3-1で敗れた。インテルは、ELの2試合を戦って勝点0となっている。
インテルの不意をついた、スパルタは、バーツラフ・カドレツのゴールで前半のうちに2-0とリードした。71分のロドリゴ・パラシオのゴールで、インテルはいくらか希望を抱いたが、その6分後の77分にマリオ・ホレクに追加点を奪われ、止めを刺された。
スパルタ・プラハは、試合開始直後から激しく圧力をかけてくる。ダニーロ・ダンブロージオは、最初の数分ですでに、危ないクロスをなんとかクリアする必要に迫られた。スパルタは、最初から仕掛けていく強い意志を持っていた。そしてたったの7分間で先制に成功する。フェリペ・メロのタックルは不十分で、ボールはカドレツの足下へこぼれた。カドレツはハンダノヴィッチとの1対1の状況で、落ち着いてゴール左隅にシュートを決める。
その後インテルは持ち直したかに見えた。しかし、またもスパルタにゴールを奪われる。26分、フリーキックの素早いリスタートにインテルの選手たちは不意を突かれた。いとも簡単に中央でフリーのカドレツにパスを出されてしまい2-0とされる。
どうしても、インテルは大きなチャンスを作ることができない。一方のスパルタは、両サイドから生き生きとした攻撃を仕掛け、インテルを防戦一方にする。
後半も、前半と同じような展開で始まる。そして、カドレツにハットトリックのチャンスが訪れるが、ゴール前から放たれたシュートはゴールの上に外れた。
デ・ブールは、アンサルディ、ペリシッチ、キャプテンのマウロ・イカルディを投入し光明を見出そうとする。するとすぐに効果が現れた。
71分、イカルディはファーストタッチで、エデルに正確なパス。エデルもダイレクトでパラシオにパスを出し、そのパスから抜け出したパラシオが1対1を冷静にゴール右隅に流しこんだ。
インテルは、ようやくリズムを掴みだしたかに見えた。しかし75分、ラノッキアが2枚目のイエローカードを受けたことで望みは薄くなった。
そして、そのファールで生まれたフリーキックから折り返されたボールに、フリーのホレクが頭で合わせ、3-1となった。
インテルは終盤に攻撃に出る。イカルディはヘディングで相手GK コウベクにセーブを強いる。そしてその直後にも、またもイカルディがゴールキーパーとの1対1の場面を迎えたが、シュートはゴール右に外れた。そして奇跡は起こらずタイムアップとなった。
インテルは、EL第3戦をサン・シーロでサウサンプトンと戦う。
スパルタ・プラハ 3-1 インテル(前半2-0)
得点者:カドレツ(7分、26分)、パラシオ(71分)、ホレク(77分)
スパルタ・プラハ:33 コウベク; 4 カラバエフ、2 マズフ、25 ホレク、3 カドレツ(プルクラブ 73分); 17 チェルマク(ラファタ 87分)、14 フリーデク(ユリシュ 65分)、16 シャチェク、22 ホルゼル、9 ドチュカル; 77 カドレツ;
控え:27 ミレル、、45 ハベルカ、46 カドレツ、47 コストル
監督:ダヴィト・ホルベク
インテル:1 ハンダノヴィッチ;33 ダンブロージオ(アンサルディ 55分)、13 ラノッキア、24 ムリージョ;95 ミアンゲ; 27 ニュクリ(イカルディ 70分)、5 メロ、87 カンドレーヴァ(ペリシッチ 62分)、19 バネガ、23 エデル; 8 パラシオ
控え:30 カリーソ、17 メデル、25 ミランダ、91 ゾンタ
監督:フランク・デ・ブール
イエローカード:ラノッキア(46分、75分)、フリーデク(58分)、ユリシュ(78分)、カドレツ(77分)、プルクラブ(90+1分)
レッドカード:ラノッキア(75分)
アディショナルタイム:0+4
主審: ディアス
副審: タヴァレス、ソアレス
第4審判:ペレイラ
追加審判:ミゲル、マルティンス
English version Versión Española Versi Bahasa Indonesia Versione Italiana