プラハ発 – フランク・デ・ブールは、木曜日のスパルタ・プラハ戦でどの選手が出場するとしても、勝点3を目指すことに変わりはないと強調した。
ヨーロッパリーグのグループステージ初戦でハポエル相手に敗北を喫したネラッズーリ。次は勝利が欲しいところだが、デ・ブールは試合続きの中で行われるプラハ戦にローテーションで臨むことを示唆した。
「いくつか変更するつもりだ。我々は選手のコンディションに気を配らなければならない。例えばサントンはミラノに残してきたが、それは彼が3試合連続でプレーすることに慣れていないからだ。我々は明日メンバーを変更するが、強く、バランスの良いチームで試合に臨む」
「どちらのチームもまだ勝点0だが、この大会で先に進みたいならば、我々には明日の試合での勝利が絶対に必要だ。選手全員が起用可能な状態でないのは残念だが、それを嘆くつもりはない。十分に良い選手たちと共にここに来ているからだ」
その後インテル監督は、これまでに得点者リストに名を連ねたのはマウロ・イカルディとイヴァン・ペリシッチのみと、ゴールを決めた選手が少ないことを指摘された。更に、マルセロ・ブロゾヴィッチが再びメンバー入りするのはいつになるかとの質問を受けた。
「2人しか得点を挙げていないことについて、私は心配していない。なぜならそれは時間の問題だからだ。他の選手もすぐにゴールネットを揺らすだろう」
「ブロゾヴィッチの状況は、私にとっては全く普通のことだ。彼は罰を受けて許され、そして今、チームのために行動しなければならない。ローマ戦でそれが行われるかどうか?可能だろう。何が起こるか見てみよう」
現在、スパルタ・プラハの状況は予想しづらい。それというのも、今週末の試合に敗北した結果、監督のズデネク・シュチャスニーが解任されたばかりだからだ。デ・ブールも、これによって違いが生まれるだろうと認めた。
「この状況では、予測を立てることは難しい。適応するまでに時間がかかるだろうが、だからこそスパルタがどのようなプレーをするか言い当てることは難しい。我々の対戦相手にとって有利に働くかもしれないが、私は私の選手たちを信頼しているし、彼らは良いプレーをすると考えている」
過酷な試合日程ではあるが、毎回目の前の試合に集中しなければならないとデ・ブールは主張する。
「我々はこの大会で勝ちたいし、リーグ戦でもたくさんの試合があるとわかっている。メンバーを考えるとき、私はその試合のことしか考えていない。その次の試合、つまり今回の場合はローマ戦のことなど頭にない」
週末の試合に出場したミアンゲやニュクリなど若い選手らの最近の起用について、デ・ブールは「才能があるならば、その選手が若いことは私にとって重要ではない。十分な才能があるならば、その選手を起用することに何の問題もない」と説明した。
「インテルの特色の1つといえるだろう。我々には素晴らしいユースアカデミーがある。そこでの若手の育成は本当に上手くいっており、才能に恵まれた子供たちがたくさんいる。違いを生み出すのは年齢ではない、一週間でどれだけよくトレーニングをするかだ」
最後にデ・ブールは、世紀の変わり目にバルセロナ選手として訪れた街と当時も対戦相手だったチームについて言及し、「あれから16年が経ち、今日また別の試合のためにここに来た。熱狂的な雰囲気の中で試合が行われたことを覚えている。サッカーをするのに素晴らしい場所だ」とコメントした。
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