フランク・デ・ブール「試合終了まで勝利のために戦い続けた」

 試合序盤の20分はあまり上手くゲームを作れなかった。その後は、何回かチャンスを作った。我々は、頭で考えるよりハートで戦った」と、フランク・デ・ブール監督は試合後コメントした。

 ミラノ発 - フランク・デ・ブール監督は、25日(日)にサン・シーロで行われたボローニャ戦で勝点2を逃した。しかし、試合終了まで勝利のために戦ったチームのことを賞賛した。

「我々のベストパフォーマンスではなかったが、力を振り絞り、試合終了まで勝利のために戦った。今日のプレーには満足しているが、試合をもっとコントロールしているところを見たい」と、試合終了後にレポーターに答えた。

 「我々は勝点2を最初の20分で失った。その後は、パフォーマンスは良くなり、数回ゴールチャンスも作れた」

 同監督は25日(日)、ジェイソン・ムリージョとジョアン・マリオが怪我の影響で急遽試合を欠場することになり、試合直前で先発メンバー2名の変更を強いられた。それについて、先発メンバーの再編成が大変だったことを明かしている。

 「精神的にもかなりタフな状況だった。なぜなら、試合直前に先発メンバーを変えないといけなかったからね。試合序盤、我々はかなりナーバスにプレーしていた。ボローニャに先制点を許したが、そこからは立ち直った。我々は、試合終盤、頭で考えるよりハートで戦った。チャンスは作れていたし、ボローニャを脅かしていた」

 今日、先発メンバーに選ばれたアンドレア・ラノッキアは、試合終了直前に絶好のチャンスを迎えたが、同選手のヘディングシュートはわずかゴール右に外れた。

 「アンドレアのプレーはとても良かった。最後のシュートは決まっていてもおかしくなかった」と、同監督がラノッキアに言及した。

 今日のボローニャ戦では、ガブリエル・バルボーサがインテルデビューを果たした。結果的にインテルを勝利に導くことは出来なかったが、インテル指揮官は、同選手のパフォーマンスに満足していた。

 「今日みたいな多くのプレッシャーがある試合に途中から入って行くのは難しい。彼はよくやっていたよ。もっと良いプレーが出来ることもわかっている。彼には少し時間が必要だね」

 同監督は、前半途中でジョフレイ・コンドグビアを、アサン・ニュクリと交代させた理由も明らかにした。

 「今朝、彼と試合中のシチュエーションについて話をしたんだ。私は彼に、シンプルにプレーしてくれと言ったが、彼はそれをしなかった。彼は、あのようなミスをしてはいけないと理解する必要がある」と、同選手について語った。

 今日のメンバーリストにも、ブロゾヴィッチの名前はなかった。しかし、同監督は同選手の状況は至ってシンプルだと話した。

 「全員がチームの中での役割を分かってないといけない。選手がそれを出来ていなかったら、難しいが決断しないといけない。私は、ブロゾヴィッチに対して決断を下し、今日はコンドグビアにした。2人とも素晴らしいプレーヤーだと思うが、もっと大事なことを理解しないといけない」


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