ミラノ発 – 15日(木)夜のヨーロッパリーグ初戦、対ハポエル・べエルシェバをサン・シーロで迎えた試合にインテルがまさかの0-2での敗れた。そして、フランク・デ・ブール監督は、試合を観たファンたちの怒っている理由はよく理解しているとメディアに伝えた。
「最初に言いたいことは、スタジアムまでに足を運んでくれたファンの皆さんに謝りたい」と、始めたデ・ブール監督。そして「試合内容を振り返ってみると、前半に得点チャンスを何回か作っていたし、リードできる可能性があった」と続けた。
「最初の失点はセットプレーからだった。ムリージョがピッチから離れていたし、何人か壁として立っていた。相手チームのFKのやり方に私たちの守備陣系は崩れた。しかし、先制点を奪われても、逆転できる自信があった。先制点奪われてからもゴールが決められなかったのは理解できない」
後半開始8分で集中力の欠如が招いた失点に、フランク・デ・ブール監督は嘆いた。
「サッカーでリードされるのはしょうがない。だが、私は怒っている。なぜならリードされる展開が多すぎるからだ。今夜みたいな試合があったとしても、決して負けてはいけない」
同監督は、11日(日)のペスカーラに2-1で勝った試合から今夜のメンバーを変更したことは、仕方がないと思っている。
「難しい時期だ。なぜなら、私たちは3日もしくは4日おきに試合をしなければならない。これからの試合日程を考えながら選手選考をしないといけない。何人かの選手は休みが必要だ。今夜の試合は、あまり試合に出場してない選手には良い機会だと思っていた。今夜のメンバーで勝てると思っていたけれど、思い通りにならなかった」
同監督は、ハーフタイムでのクロアチアMFマルセロ・ブロゾヴィッチの交代の意図についても聞かれた。
「試合に準備をすることはとても大切だ。彼がベストを尽くそうとしてるもの分かっている。彼はもっと出来るはずだ。そして、出場チャンスがある時に、結果を残して欲しいとも思う。彼にも言えることだし、他の選手にもだ」
しかし、ここからの照準はもちろん、18日(日)のユヴェントス戦に向けられる。
「もし私たちが集中して戦い、ユヴェントス戦で良いパフォーマンスを引き出したら勝てるチャンスはあるはずだ」と、話を終えた。
English version Versión Española Versi Bahasa Indonesia Versione Italiana