デ・ブール監督「ベエルシェバの試合に集中している」

 「ヨーロッパリーグ初戦で勝点3を獲得できたらとても大きい」。インテルVSハポエルの前日記者会見で、インテル指揮官がレポーターたちに話した。

 アッピアーノ・ジェンティーレ発 – フランク・デ・ブール監督は、チームが15日(木)の夜(日本時間16日早朝)に行われるヨーロッパリーグ初戦のハポエル・ベエルシェバ戦に完全に集中していると語った。

 18日(日)の夕方(日本時間18日深夜)にユヴェントスとのホームゲームのことを聞かれたインテルの指揮官は、イタリア・ダービーについてのコメントは避けた 。

 「ヨーロッパリーググループステージ初戦で勝点3を獲得したらとても大きい」と、フランク・デ・ブール監督は話を始めた。「メディアはユヴェントス戦について気になっているだろうが、我々は次の試合に集中している。ハポエル・ベエルシェバ戦が最優先だ」

 「選手だろうと監督であろうと、インテルに関わる人は全ての試合に勝ちたいと思っている。ヨーロッパリーグ初戦は勝って勝点3を手にし、良いスタートを切りたい。どの試合でも同じ気持ちで臨んでいる」

 またデ・ブール監督は、チームと共にハポエルとの試合までに注意深く同チームを分析をしていると打ち明けた。

 「テクノロジーを使って、相手のことを知ったり、彼らがどうプレーするか分析出来る。ハポエルの所属するリーグは確かに有名ではないかもしれないが、彼らはイスラエルリーグのチャンピオンである。さらに、もう少しでチャンピオンズリーグに進出していたチームだ。オリンピアコスを倒し、セルティックをあと一歩まで追い詰めた実力がある。それで分かるように、彼らは強いチームだと証明されている。だから、我々も本気で試合に挑む必要がある」と、インテル指揮官はコメントした。

 同監督は、前節のリーグ戦で勝利を収めたぺスカーラ戦についての感想も聞かれた。

 ほとんどの時間、ゲームをコントロールしていた。チャンスも多く作ることも出来た。一番の収穫だったのは、1-0になってから我々がリードされていた時間であり、ゴールするまでの20分間だった」

 「チームのバランスやミッドフィルダーの選手たちが問題なわけじゃない。相手にチャンスを与えることは、チーム全体の責任である。最終ラインから組み立てようとしたが、最終的にミスで終わっていた。しかし、それはどのチームでも同じような問題を抱えている。試合を組み立てようとすると、必ずそこにミスは起こりえるが、我々は試合を読む能力を改善する必要がある」

 「試合ではハードワークをしていたし、2-1という結果になったのは妥当だと思う。スポーツと人生はあっという間に変わることがある。戦い続けること、ポジティブなメンタルを保つことが、試合に勝ち続けるにはとても大切な要素だ」

 最後に少なからず、デ・ブール監督は記者会見中、隣に座っていたインテルのキャプテン、マウロ・イカルディについても言及した。

 「間違いなく、マウロはインテルでのキープレーヤーだ。しかし、彼が言った通り、彼がゴールしたということは、そのゴールをチーム全員でとったことを意味する。例えばの話だが、ハンダノヴィッチが1-0で負けていた時間帯に2回シュートを防ぐことが出来なかったら、我々は負けていた。イカルディはトップクラスの選手だ。だが、それは彼のチームメイトも同じだ。全ての選手はハードワークする必要があるし、上手くなりたいという意思を毎日示す必要があり、チームの勝利にも貢献しなければならない」と、同監督は話を終えた。


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