全ての点を改善したいデ・ブール監督

 キエーヴォ・ヴェローナ戦後の監督のコメント「今日がタフな試合だったのは否定できない」

 ヴェローナ発フランク・デ・ブール監督がキエーヴォ・ヴェローナ戦後、スタディオ・ベンテゴディで「チームのどの部分も改善する必要がある」と強調した。

 最近インテルの新監督に就任したばかりのデ・ブールは、「今日がタフな試合だったのは否定できない。だが、まだ始まったばかりだし、戦術面もフィジカル面もまだ改善していける。カンドレーヴァだけではない。選手全員が、90分戦えるようにならなければ」とコメント。

 「3バックを採用し、たまに5バックにした。我々の体力と相手のフォーメーションに気をつけながらね」

 「数多くのチャンスを手にしていたのは確かだ。だから、ひょっとしたら集中力が低下していたのかもしれない。それは恐らく、フィジカルコンディションに関係している。それが、3バックで臨んだ理由だ。我々は、テストマッチ一回しかできていないし、これらの側面を改善するための時間がなかった」

 「イタリア語の授業は今のところ3回受けた。言語の勉強はしているよ。すぐに話せるようになることを願っている」

 「我々は今日のゲームに落胆している。誰だって常に勝点3を獲得したいし、このようなパフォーマンスになるとは誰も想像していなかった。フィットレネスレベルやボールを持ったときのプレー、そしてその他の苦戦した点を改善するための時間が1週間ある。私がこのフォーメーションを選択したのは、キエーヴォの中盤がダイヤモンドだからだ。そのため、3バックにすれば一人数的優位になると思った」

 「カンドレーヴァは、イタリア代表の経験からこのシステムに慣れている。とは言え、バネガもカンドレーヴァも、親善試合ですら90分を通してのプレーはしていない」

 「我々の肉体的なコンディションは厄介な問題だ。改善しなければならない点だし、それを改善する唯一の道は、試合をこなすこと。残念ながら、勝点3が懸かっている試合でそれを成し遂げていくしかない。このことに関して、前の監督を非難することはできない。ただ単に、すぐに現状に向き合うしかない」


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