レッドブル・アレーナでのインテル対エストゥディアンテスはドロー

 長友とデサバトのゴールにより1-1で試合を折り返す。後半に入ると両チーム共に少しペースが落ち、そのまま試合終了のホイッスルが鳴った。次のインターナショナル・チャンピオンズ・カップの相手は、バイエルン・ミュンヘン。試合は土曜日に行われる。

 ハリソン発 - インテルが7月28日(木)、レッドブル・アレーナでエストゥディアンテスとアメリカ・サマーツアー3度目のテストマッチを行った。キックオフの合図は、国際連合事務総長パン・ギムン氏によって行われた。

 この日、最高の立ち上がりを見せたインテルは、5分にいきなり先制弾を叩き込むことに成功する。中盤でコングドビアとヨヴェティッチが連係し、前線で待つパラシオへロングボールを入れる。パラシオがそれを長友へ繋ぎ、長友が確実に流し込んだ。その2分後にはほぼ同じ形で得点チャンスを手にする日本代表DFだったが、今回は枠を外した。15分が過ぎると、ビアトリがオーバーヘッドでのシュートを放つが、これは枠外。すると25分、またしても相手にチャンスを作られる。カヴァラーロがドリブルでミランダを抜き去り、GKハンダノヴィッチと1対1の状況を作る。だが、インテルの守護神が駆け引きに勝ち、ピンチを凌いだ。その直後、今度はヨヴェティッチが決定機を手にする。ビアビアニーのクロスは長友を経由し、ヨヴェティッチへ。しかし、同選手のシュートはバーを越えた。

 またしても長友にチャンスが訪れる。30分、右サイドから中央で待つヨヴェティッチへクロスを入れると、同選手がアクロバティックにパラシオへと繋ぐ。それを同選手がヘディングするが、クロスバーに嫌われた。すると43分、ついに同点に追いつかれる。フリーキックからデサバトに頭で押し込まれ、1-1で試合を折り返した。

 ロベルト・マンチーニ監督は、後半からコンドグビアを下げ、ベッサを投入する。後半開始から10分間は特にこれといったハイライトもなく時間が進んでいく。エストゥディアンテスも、ダモンテとソラーリを中心に攻勢に出るが、インテルの守備の牙城を崩すことができない。試合も残すところあと15分となると、マンチーニが大幅に選手を入れ替える。その後、長友が再びチャンスメイクをするが、GKロサダに阻まれる。結局、その後もスコアに変化はなく、1-1のまま試合終了のホイッスルが鳴った。インテルは土曜日、シャーロットでインターナショナル・チャンピオンズ・カップ2試合目を行う。

インテル 1-1 エストゥディアンテス(前半 1-1)
得点者:長友(5分)、デサバト(43分)

インテル:1 ハンダノヴィッチ; 33 ダンブロージオ、25 ミランダ(96 デッラ・ジオヴァニ 81分)、13 ラノッキア、55 長友; 11 ビアビアニー、5 メロ、7 コンドグビア(12 ベッサ 46分)、18 ジャネル(83 バカヨコ 81分); 8 パラシオ(99 ピナモンティ 81分)、10 ヨヴェティッチ(95 ミアンギー 60分)
出番なしの控え:30 カリーソ、46 ベルニ、92 ディ・グレゴリオ
監督:ロベルト・マンチーニ

エストゥディアンテス:12 サッパ; 2 デサバト、3 ディアルテ、6 シュンケ、14 サンチェス; 8 ダモンテ、10 ブラナ、18 ソラーリ、15 カヴァラーロ; 7 アウスキ、9 ビアトリ
控え:1 ロサダ、22 ピレス、4 ロザレス、23 バルボナ、24 マルキオーニ、10 ロドリゲス、27 キンタナ、16 ゴメス、13 アギーレガライ、17 グラシアニ
監督:ネルソン・ビーバス

アディショナルタイム:0+2分

主審:リベロ
副審:コンリー、バスケツ
第四審判:ブルックナー


 English version  Versión Española  Versi Bahasa Indonesia  Versione Italiana 

読み込み中