インテルVナポリ:試合前のデータ

“メアッツァ”で行われる試合をデータで予習しよう。

ミラノ発 - 今夜、サン・シーロでインテルとナポリが対決する。セリエA第33節に向けたOptaのデータを紹介しよう。

【直接対決】

両者のセリエAでの対戦は140回目。過去の対戦成績はインテルがリードしており、62勝43敗だ。ナポリにとってインテルは2番目に多く負けている相手。トップはユヴェントスで64回。

ナポリはインテル戦ここ6試合で負けていない。3勝3分けだ。

前半戦の対戦でナポリが決めた先制点は、インテルにとって今季最速の失点だった。64秒でイグアインがゴールを挙げている。

【ミラノでの対戦】

インテルホームでのナポリ戦は、ここ12回で1度しか負けていない。残りは9勝2分け。

この期間でインテルは1試合平均2.2得点。だが、クリーンシートは3回。

【フォーム】

インテルはホーム4連勝の後で、前節はトリノにホームで敗れた。ホームここ8試合でクリーンシートは1回。

インテルはホームとアウェー合わせてここ5試合毎試合得点を決めている。だが、ここ3試合は1点より多く決めることができていない。

インテルは前節、久々のクリーンシートだった。9試合ぶりの無失点である。

ナポリはここ5試合で4勝。ウディネーゼのホームで1−3と敗れている。

【スタッツ】

セリエAで2番目の守備力を誇るナポリ(27失点)と3番目のインテル(30失点)の対戦だ。

ナポリは得点数がリーグ2位。66得点でトップのローマと1差。インテルは42得点で6位。リーグ平均を1点上回っている。

前半の失点数はインテルが10。これはユヴェントスの8失点に次ぐ数字。ナポリはラスト15分でのゴールが3でエンポリと並んでいる。

CKからの得点数はインテルがここまで7。ミランの8ゴールに次ぐ2位。

ナポリはセットプレーからの失点が2番目に少ない。ここまで8失点で、これを上回るのはフィオレンティーナの6失点。

フィニッシュの回数はナポリがここまで551回。ほかのチームよりも少なくとも52回多い。欧州5大リーグの中でも4位となる。レアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘン、トッテナムが彼らの前にいる。

ナポリはパスの本数が1試合あたり655本で最多。成功率は85.5%でフィオレンティーナに次いでいる。ただしクロスの成功率は17%。

【選手個々】

イカルディはインテル100試合出場で50ゴール(すべての大会)。今季はブロックされたものを除いて43本のシュートで14ゴールを記録。成功率は32.6%だ。

ガッビアディーニはインテルと7回対戦し、まだゴールがない。先発出場したここ11試合で8ゴール3アシスト。

イグアインが出場停止。インテル戦では5試合で4ゴールを挙げた。前半戦の対戦ではドッピエッタを記録している。イグアインが出場したインテルとの試合でナポリは負けなし。過去2勝3分けだ。

パス本数では、リーグトップ5のうち4人がナポリの選手。ジョルジーニョ、ハムシク、アルビオル、クリバリだ。

インシーニェは今季、自身のレコードを更新している。ここまで12ゴールで10アシスト。両方とも2桁に乗せているセリエA唯一の選手だ。シュート回数とポストに当てた回数もセリエA2位。

ペリシッチはインテルのここ8試合のうち5ゴールに関与。3ゴール2アシストだ。

ナポリにとってエデルは天敵。11試合で5ゴールを決めている。1月24日にサンプドリアの選手として出場したゲームでもエデルはナポリから得点していた。また、最後のドッピエッタもナポリ戦。

ヨヴェティッチはナポリ戦で過去に2ゴールを挙げている。2010年3月13日にはフィオレンティーナの選手として3ゴールに関与。1ゴール2アシストで3−1の勝利に貢献した。

カジェホンはインテル相手に3ゴールを決めている。うち2つがサン・シーロでの試合。

ハムシクはインテル戦15試合に出場して2ゴールを挙げている。この15試合で5勝5分け5敗。彼は今季のカンピオナート最多となる味方のチャンスを76回演出している。うち7回がアシストになった。

パラシオはナポリ戦で3ゴールを挙げている。2012年1月にジェノアの選手としてドッピエッタを達成した。

【監督】

マンチーニはエンポリを率いるサッリに負けたことがないが、今季前半戦は負けている。つまり、対戦成績は互角だ。マンチーニはナポリ戦5回で1勝1分け3敗。

サッリはセリエA30勝目が懸かった試合。

【審判など】

ジャンルカ・ロッキは196回目のセリエA主審担当。今季は12回のPKを宣告。ほかの審判よりも少なくとも5回多い。

12回のPKはロッキ主審にとって新しい記録。1シーズンに与えたPKの回数で自身最多で、昨季は11回だった。

ロッキはインテル戦で過去に8回レッドカードを提示した。より多くレッドカードを出されたのはラツィオの9回。

インテルはロッキ主審のゲームを12回戦い、6勝5分け1敗。

ロッキはこの対戦で過去3回笛を吹いた。サン・シーロでどちらも1勝しており、サン・パオロでは引き分けた。

インテルはここまで10人が退場している。アタランタの13人に次ぐ多さだ。

【出場停止】
[インテル]:なし
[ナポリ]:イグアイン(3)

【累積リーチ】
[インテル]:ハンダノヴィッチ、コンドグビア、メデル、テレス
[ナポリ]:カジェホン、グラッシ


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