ローマ 1-1 インテル

オリンピコでのゲームはペリシッチのゴールで先制したが、終盤にナインゴランのゴールで追いつかれた。

ローマ発 - インテルはオリンピコでイカルディとヨヴェティッチを負傷で欠くことになった。さらにパラシオが出場停止で、コンドグビアはアップのときに問題が起き、マンチーニはビアビアニーとペリシッチを両サイドの置いた。前線にはエデルが入り、リャイッチがその後ろを務める。ゴールマウスはハンダノヴィッチ。ディフェンスラインはダンブロージオ、ミランダ、ムリージョ、長友だ。

最初のシュートはローマだった。3分、エル・シャーラウィのシュートはクロスバーの上に外れた。インテルはビアビアニーのクロスからファーのペリシッチがチャンスを迎えるも、ボレーはフロレンツィに当たる。9分、エル・シャーラウィが深い位置から折り返したが、グラウンダーのクロスに味方は間に合わず、長友がサラーの前でCKに逃れた。18分にはネラッズーリにチャンス。ビアビアニーがリャイッチにパスを出すと、リャイッチはシュートフェイントからパスを選択。ペリシッチがシュート性のボールを入れたが、混戦の中でマノラスにクリアされた。

インテルの攻撃は左サイドが中心だった。28分、再びペリシッチが絡む。ペナルティーエリア左に入ったところで右足でシュートを狙うも、わずかにバーの上。35分にはサラーがハンダノヴィッチをかわしてシュートを流し込むが、すでに笛が鳴っていた。オルサートはオフサイドを取っており、得点を認めていない。40分にはエル・シャーラウィがゴールを狙うも、ハンダノヴィッチがセーブした。

後半は同じ22人でスタート。すぐにエル・シャーラウィがゴールを狙うが、ハンダノヴィッチは冷静に対応した。50分、インテルはペリシッチがカウンター。だが、中央のエデルには合わない。53分にはインテルがリードを奪う。高い位置でプレスをかけてボールを奪うと、ブロゾヴィッチが左へスルーパス。ペナルティーエリア左でコントロールして左足で決めた。スパレッティはすぐに交代を決断。ケイタを下げてジェコを投入し、4−3−3になる。60分、ピアニッチがFKのチャンスでゴールを狙うが、ブロゾヴィッチに当たって枠外へ。67分にはジェコにチャンスが訪れるも、ヘディングシュートはハンダノヴィッチの好守に阻まれた。その後にはジェコが決定機を迎えるが、右足のシュートはクロスバーの上へと外れる。

インテルがリードしてからはローマが前に出た。それでもインテルが耐えていたが、80分から85分にかけて猛攻を受ける。サラーの左足のシュートはハンダノヴィッチが足で防ぎ、混戦の中から長友が際どいところで救った。だが、3つめのピンチでやられてしまう。ジェコのキックミスがナインゴランへのパスとなり、ベルギー人MFがスライディングでゴール。1−1となる。アディショナルタイム3分ではローマにチャンスがあったものの、どちらも勝ち越し点は決められず試合は終了した。

 

ローマ 1-1 インテル
得点者: ペリシッチ (53分), ナインゴラン (84分)

ローマ: 25 シュチェスニー; 24 フロレンツィ, 44 マノラス, 2 リュディガー, 3 ディーニェ(81分 エメルソン 33); 4 ナインゴラン, 15 ピアニッチ, 20 ケイタ(57分 ジェコ 9); 11 サラー, 8 ペロッティ, 22 エル・シャーラウィ(92分 デ・ロッシ 16).
ベンチ: 26 デ・サンクティス, 6 ストロートマン, 10 トッティ, 13 マイコン, 14 ファルケ, 21 ヴァンキュール, 35 トロシディス, 48 ウチャン, 87 ズカノヴィッチ.
監督: ルチアーノ・スパレッティ

インテル: 1 ハンダノヴィッチ; 33 ダンブロージオ, 25 ミランダ, 24 ムリージョ, 55 長友; 77 ブロゾヴィッチ, 17 メデル; 11 ビアビアニー(81分 マナイ 97), 22 リャイッチ(87分 メロ 83), 44 ペリシッチ; 23 エデル.
ベンチ: 30 カリーソ, 46 ベルニ, 5 ジェズス, 12 テレス, 21 サントン, 27 ニュクリ.
監督: ロベルト・マンチーニ

警告: ケイタ (22分), メデル (63分), ハンダノヴィッチ (74分), リュディガー (75分), マノラス (88分)

アディショナルタイム: 1分 - 3分

主審: オルサート
副審: カリオラート, メーリ
第4審判: デ・ルーカ
追加副審: ロッキ, チェーリ


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