ミラノ発 - 今夜、サン・シーロでボローニャ戦が行われる。Optaのデータで試合を予習しよう。
【直接対決】
2チームがセリエAで対戦するのは138回目。インテル65勝、ボローニャ39勝、引き分けは33回。
セリエAでのここ6回の対戦は完全に互角。2勝2分け2敗だ。
この2チームの対戦で最も多い結果は、インテルの2−1と1−0の勝利。どちらも過去に16回ずつだ。
【ミラノでの戦績】
ミラノでのこのカードは過去に68回。インテルが38勝20分け10敗。
ボローニャはメアッツァでのインテル戦ここ8試合で無得点に終わったのが1回。
【フォーム】
インテルはカンピオナートここ8試合で同じ結果が2回続いたことはない。前節パレルモ戦は3−1に終わった。
インテルはホームゲーム4試合負けなし中。キエーヴォ戦、サンプドリア戦、パレルモ戦と3連勝中だ。
インテルはここ6試合で無失点が1度。それ以前はサン・シーロでの8試合中7回がクリーンシートだった。
ボローニャは3試合連続で0−0。
ボローニャはアウェーゲームここ6試合で4勝1分け1敗。失点はわずかに1。
【スタッツ】
ボローニャは枠内シュートが今季最少。ここまで292本だ。
ボローニャはトリノと並んでヘディングでの得点が最も少ない。28節を消化して2つ。
ボローニャ(1)とインテル(2)は、ペナルティーエリア外からの失点が最も少ない2チーム。
ただし、ボローニャはPKでの失点が最も多く、ここまで5失点。
ドナドーニのチームは、後半の得点力に課題がある。後半14得点は、下から3番目。
どちらもセットプレーからのゴールは10。セリエA平均は11だ。インテルはCKからが5点。ミランの7得点が最多である。インテルはCKの回数が172回で2番目。これを上回るのはラツィオの186回。
ボローニャはCKからの失点がない唯一のチーム。PKを除くとセットプレーからは得点を許していない。
ボローニャは最初の15分で失点していない唯一のチーム。前半の失点はユヴェントスと同じ7で、リーグ最少タイだ。だが、ラスト15分の失点は、アタランタとフロジノーネ(13)に次ぐ11失点。
【選手個々】
エデルはサンプドリアの選手としてボローニャ戦に4回出場し、2ゴール2アシストを記録した。
イカルディはインテルのボローニャ戦直近3ゴールに関与した。2014年4月にメアッツァでドッピエッタを達成。昨年10月はダッラーラで1点を挙げた。イカルディはここ6試合で4ゴール。
インテルはデストロにゴールを許していない5チームのうちの1つ。今季はカンピオナートで8得点。アウェーゲームはわずか1ゴールだ。次のゴールがセリエA50得点目。
タイデルは古巣対戦。2013−14シーズンにインテルで25試合に出場した。
デストロ、クリスティグ、ムバイェはインテルで育った。だが、トップでセリエAデビューを飾ったのはムバイェのみ。昨季にボローニャへ移籍する前、4試合に出た。クリスティグは2011年にチャンピオンズリーグにインテルの選手として出場した。
ビアビアニーはボローニャ戦で過去に2ゴール3アシストを記録した。
パレルモ戦で均衡を破ったリャイッチは、11試合ゴールがなかった。
パレルモ戦の主役の一人であるペリシッチは、1ゴール1アシストを記録。ここ5試合で2度目のこと。
ダンブロージオはボローニャ戦を得意としている。過去にトリノの選手として2ゴールを決めた。いずれもヘディングでのゴールだ。
ガスタルデッロのセリエA初ゴールの相手がインテル。2006年5月に行われたインテルVシエナ(1−1)だ。
アックアフレスカはインテル戦で3ゴールを決めている。カリアリで2ゴール、ボローニャで1ゴールだ。セリエAで最も得意としているのはウディネーゼ戦で4ゴール。
【監督】
マンチーニはボローニャの下部組織で育ち、セリエAデビューもボローニャだ。1981ー82シーズンに9ゴールを挙げている。監督としてはセリエAでボローニャと9回対戦。4勝3分け2敗となっている。インテルの監督としては2勝1分けで、まだ負けていない。
ドナドーニは監督として12回インテルと対戦。4勝2分け6敗だ。マンチーニとは過去に3回対戦し、1分け2敗だ。
【審判など】
カルヴァレーゼはセリエA71回目の主審担当。今季は14回目。
カルヴァレーゼはこれまで9枚のレッドカードを出した。イエロー2枚が7回、一発レッドが2回だ。今季のセリエAで最多である。2013年3月にはこのカードを担当した。そのときはボローニャがインテルのホームで1−0と勝利した。
【出場停止】
[インテル]:なし
[ボローニャ]:なし
【累積リーチ】
[インテル]:コンドグビア、パラシオ、テレス
[ボローニャ]:デストロ、ディアワラ、タイデル