フィオレンティーナVインテル:試合に向けたデータ

“フランキ”で行われる第25節を予習。

ミラノ発 - 今夜、ネラッズーリは非常に大事な一戦に挑む。フィオレンティーナとの直接対決だ。Optaのデータを下にこの大一番を予習しよう。

【直接対決】

この2チームがセリエAで対戦するのは、これが156回目。ネラッズーリが63勝、ヴィオラが42勝、引き分けは50回だ。

ヴィオラはここ3回のカンピオナートでインテル戦に勝利している。インテル相手の4連勝は1940〜42年にかけて達成のが最後。

ヴィオラはインテルとのセリエAで7試合連続得点中。1試合平均は2.1得点。

【フィレンツェでの戦績】

フィオレンティーナホームでのセリエAは、27勝と18勝でフィオレンティーナがリード。

インテルはフィオレンティーナのホームで引き分けた回数が最も多い。これまで32回だ。

【フォーム】

パウロ・ソウザのチームは4試合負けていない。ホームで2勝、アウェーで2分けだ。フランキでは16試合連続得点中で35ゴールを挙げている。1試合平均2.2得点だ。

ロベルト・マンチーニのチームは、ここ3試合で6失点。それ以前の12試合では7失点。

【スタッツ】

フィオレンティーナはインテルより12得点多い(42ー30)。シュート数の差はわずかに6本(347ー341)。ヴィオラの決定率はセリエAで3番目の16.5%。ヴィオラの被シュートは212本で、これより少ないのはユヴェントスのみ。平均のボールポゼッション率はトップで62.6%。

シーズン後半戦に入り、ヴィオラの1試合平均パスは541本。前半戦は617本だった。フィオレンティーナはエリア外からのゴールが6で、これを上回るのはナポリのみ。しかし、インテルはエリア外からの失点が最も少なく、ここまで1失点だ。フィオレンティーナは前半の得点がカンピオナートのトップで、23ゴール。

インテルはここまで20失点で、うち45%にあたる9失点がセットプレーから。これを上回るのはミランだけで46%。

ボローニャ戦でゴールを決めたベルナルデスキは、ヴィオラにとって今季14人目の得点者になった。ローマの17人がこれを上回る。

フィオレンティーナはホームでリードを奪った状態から勝ち点を失ったことがないセリエA唯一のチーム。

しかし、ビハインドした状態から手にした勝ち点が1しかない。

フィオレンティーナは、エンポリと並んで、ここまで最も多くのPKを得たチーム。7回あり、すべて決めた。

【選手個々】

パスクァルはセリエA300試合目。

リャイッチとヨヴェティッチは、古巣との対戦。セルビア人は、ヴィオラでセリエA78試合に出場して15ゴールを記録。モンテネグロ人は116試合で35ゴールだ。リャイッチは昨年1月、ローマのユニフォームで古巣からゴールを決めた。インテルではここ9回の出場でゴールがない。ヨヴェティッチはここ7回の出場で6本のシュートを放った。枠内シュートは2つ。これは開幕戦のアタランタ戦と同じ数字だ。

イリチッチにとってセリエA初ゴールはインテル戦だった。2010年9月にパレルモの選手としてインテルからゴールを決めている。出場した2試合で続けてゴールがない。3試合連続のノーゴールとなれば、10月以来のことだ。

前半戦の対戦では、カリニッチが初ゴールを記録。この試合では、彼にとってここまで唯一のセリエAでのハットトリックも達成している。

ババカルは7試合ノーゴール。これは2014年に彼がフィオレンティーナに復帰してから、最も長い期間のノーゴールだ。

トモヴィッチは2014年10月のインテル戦でゴールを決めて以降、カンピオナートでの得点がない。

コネは13−14シーズンのインテル戦で2試合ともゴールを決めた。当時はボローニャの選手だった。

イカルディはセリエAで4シーズンを過ごし、3回目の2桁得点を達成した。昨季は同じ時点で1点多かった。10ゴールのうち6ゴールはアウェーゲーム。アウェーでのゴール数がイカルディよりも多いのはイグアインだけ。

エデルはインテルにきて3試合でまだ得点がない。4試合連続ノーゴールは昨年4月が最後。エデルはセリエAでのフィオレンティーナ戦9試合で2ゴール。7得点以上決めている選手でトップの決定率はバッカの33%。イリチッチ(28.6%)、エデル(27.3%)、イカルディ(27%)と続いている。

ヴェローナ戦ではペリシッチがセリエA同一試合で初めてとなる1ゴール1アシストを記録した。

ボルハ・バレロは敵陣でのパス成功が923回でリーグトップクラス。ジョルジーニョとハムシクが上にいるだけだ。チームメートのシュートチャンス演出回数は53回で、これもハムシクとディバラに次ぐ3番手。

サラテは2011−12シーズンにインテルでプレーした。セリエA22試合に出て2ゴールを記録。

【監督】

パウロ・ソウザとマンチーニが監督として対決したのは過去に1度。シーズン前半戦の同カードで、そのときはヴィオラが4−1で勝利している。

マンチーニはフィオレンティーナで監督デビュー。2001年3月から2002年1月まで担当し、コッパ・イタリア優勝を経験した。ヴィオラとの対戦は11回目。戦績は6勝1分け3敗。

【審判など】

パオロ・シルヴィオ・マッツォレーニはセリエA148回目の主審担当。

マッツォレーニは今季10回主審を担当して、ここまでに4回のレッドカードを出した。うち1つがインテル戦。昨年12月のラツィオ戦でのフェリペ・メロに対するものだ。

インテルはナポリに次ぐファウルの少なさ。ここまで316回だ。

ヴィオラはここまでオフサイドが44回で、どのチームよりも少ない。

【出場停止】
[フィオレンティーナ]:マティ・フェルナンデス(1試合)
[インテル]:フェリペ・メロ(1試合)

【累積リーチ】
[フィオレンティーナ]:アロンソ、バデリ、ボルハ・バレロ
[インテル]:コンドグビア、メデル、テレス


 English version  Versi Bahasa Indonesia  Versione Italiana 

読み込み中