ミラノ発 - ロベルト・マンチーニ監督のチームは12時30分(日本時間20時30分)キックオフの試合でエラス・ヴェローナと対戦する。Optaのデータでこの試合を予習しよう。
【直接対決】
2チームがセリエAで対戦するのは54回目。ネラッズーリから見て、30勝19分け4敗。
ヴェローナは最後にインテルに勝ったのが1992年の1−0。カンピオナートで13試合勝利がない。
0−0が12回でこのカードで最も多い結果。ただし、最後の0−0は1990年3月のサン・シーロでのゲーム。
【ヴェローナでの戦績】
ヴェローナの4勝はいずれもホームゲームだった。インテルはそのほかで14勝8分け。
ヴェローナはホームでのインテル戦ここ6試合で獲得した勝ち点はわずか1。その間3得点13失点。
さらに、インテルとのホームゲーム直近3試合ではゴールがない。
【日曜日のランチタイム】
ヴェローナはこれまでセリエAで日曜日昼のゲームを10回戦い、無失点は1回。ここ4試合は勝利がなく、2分け2敗だ。
インテルは16回目のランチタイム。過去の戦績は8勝3分け4敗だ。
ベンテゴーディでのランチタイムゲームは過去に2回。どちらも1−0で勝利した。
【フォーム】
ヴェローナは前節アタランタ戦で23試合目にして初ゴールを記録した。これより初勝利に時間が掛かったのは過去に2チームのみ。1971−72シーズンのヴァレーゼと2003−04シーズンのアンコーナ(初勝利が第29節)。
ヴェローナはベンテゴーディで18試合連続失点中。ホームゲームではここ8試合で5回が得点なし。
インテルは13勝のうち12勝が無失点の勝利。そのうち10勝が1−0だ。
インテルはアウェーゲームで14試合続けて得点を決めていたが、ミラン戦で止まった。アウェー2試合連続の得点なしは、2014年1月が最後。
【スタッツ】
ヴェローナは引き分けが最も多く、ここまで11回。
ヴェローナの16得点はリーグワースト。対戦するインテルは、失点が2番目に少なく、ここまで17。
ヴェローナのチーム得点王はパッツィーニで、ここまで4ゴール。
ヴェローナはヘディングでの失点がエンポリに次ぐ多さで、ここまで9つ。インテルは1つ。
ヴェローナのペナルティーエリア外からの得点は1つのみ。これはリーグワースト。
ヴェローナとインテルは、ウディネーゼとともに、開始15分以内の得点がまだないチーム。
ヴェローナは16得点中11得点がセットプレーから。69%の確率だ。
ヴェローナはリードしている状況から落とした勝ち点が最も多いチーム。
【選手個々】
パッツィーニは2011年1月から2012年夏までインテルでプレーし、カンピオナート50試合で16点を決めた。インテルを相手にはアタランタ、フィオレンティーナ、サンプドリア(計3点)のユニフォームを着てゴールを決めている。ヴェローナのカンピオナートここ4試合では3ゴールを記録。ヴェローナのここ5アシストのうち3ゴールはウショレクによるもの。
ビアンケッティとシリガルディはインテルで育った選手。トップチームでセリエAデビューはなかった。シリガルディはコッパ・イタリアでインテルの選手として2試合に出ている。
トーニはセリエAでインテルと19回対戦し、6ゴールを記録した。ここ7回の対戦では1点のみ。昨季はハンダノヴィッチに2度PKを止められている。
イカルディはキエーヴォ戦でゴールを取り戻した。セリエA50得点達成している。対ヴェローナではここ3試合で3回ゴールを決めている。
エデルは現時点でセリエAで2番目に多いゴールを決めている。ただし、インテルでの2試合ではまだ得点がない。10月以降、3試合続けて得点がなかったことはない。エデルは前回のゴールもアシストもヴェローナが相手だった。
パラシオはヴェローナ戦で4試合3ゴール3アシストを記録。
リャイッチは前半戦のヴェローナ戦でインテルデビュー。8試合ゴールがない。ローマでは2013−14シーズンに2試合ともゴールを決めている。
モラスは2008年10月のインテルVボローニャでセリエA初ゴールを記録。また唯一のレッドカードもインテル戦で、こちらは2013年10月のゲームだった。
ピザーノはセリエAデビューが2011年9月のインテル戦。当時はパレルモに所属していた。
【監督】
マンチーニはデルネーリと12回対戦して6回勝利した。デルネーリは3勝で、引き分けが3回。
マンチーニはセリエAでの対ヴェローナ戦で引き分けがない。フィオレンティーナ時代に2度負けている。同じ回数インテルで勝っている。
デルネーリはセリエAのインテル戦が21回目。戦績は6勝6分け8敗。カンピオナートでのインテル戦は5試合負けなしで2勝3分け。その間、サンプドリア、ユヴェントス、ジェノアを指揮した。
【審判など】
ジャコメッリはセリエA63試合目の担当。今季は11回目。1試合より多くの試合をさばいたレフェリーの中で、イッラーティに次いで2番目にイエローカードの提示率が低い。ファウル8回あたりに1枚だ。
今季の10回の担当のうち、ホームチームが6勝している。引き分けは2回で、アウェーチーム勝利も2回だ。
ヴェローナ戦は過去6回で2勝2分け2敗の戦績。今季は1−2で敗れたラツィオ戦の主審がジャコメッリだった。
インテルはセリエAのアウェーゲームでジャコメッリのさばく試合は初。過去3回はすべてサン・シーロだった。それはダンブロージオが退場した12月のジェノア戦である。残りは1分け1敗。
【出場停止】
[ヴェローナ]:なし
[インテル]:ミランダ(1試合)
【累積リーチ】
[ヴェローナ]:マッローネ、モラス、パッツィーニ、スプレイェン
[インテル]:コンドグビア、メデル、メロ