マンチーニ「ミラノダービーの勝ち点は3」

ネラッズーロ指揮官が、記者会見に臨んだ。「会長との関係は最高」。

アッピアーノ・ジェンティーレ発 - ミラノダービーの前日、ロベルト・マンチーニ監督が“アンジェロ・モラッティ”スポーツセンターで会見に臨んだ。まずは新戦力の出るについての質問だ。「今までいなかったタイプのアタッカーを手にする機会だった。力になってくれるだろう。しかし、やってきたばかりで変えていけるとは思わないべきだ。少し慣れるための時間が必要だね」。

「メルカートでは、何がベストかを考えて動かなければいけない。エデルはより大きな選択肢だった。攻撃的なポジションならどこでもうまくやれるね」。

最近はチームが調子を落としている。「1月は誰にとっても特殊だ。我々だけじゃない。さまざまな理由で落ちてしまう時期だ。早く抜け出せることを願っている。1月6日まではうまくトップにとどまっていた。シーズンはまだ長い。順位を再び上げていくことは可能だ。とにかく取り組み続けることが大事だ」。

「重大なことは何も起きていない。もう少し結果が出ていても不思議ではない内容だ。少なくとも負けるようなことはなかった。それまではうまくいっていた。そのやり方で、まだ上位にいることができる」。

日曜日はダービーだ。「決定的な試合ではない。もちろん重要だけれどね。ダービーに勝てれば、落ち着きを取り戻すことができる。しかし、1試合の価値は勝ち点3だ。上位にとどまるために必要だね。試合に勝つために良いプレーをしなければいけない。自分たちの目標を考えており、自分たちよりも後ろのチームを見る必要はない」。

エリック・トヒル会長との関係についても問われた。「会長との間に問題があると書く人もいるようだが、それは違う。彼は、我々イタリア人のように、1試合に負けて興奮してしまうような人ではない。我々がまだ成長の途中であり、時間がかかるということを理解している。彼は我々がここまでやってきたことに満足しているよ。我々の目標は常にトップを目指すことで、我々には最高の関係がある」。

個々についても話した。「若手にとって、プレーできないことは簡単じゃない。ただ、ニュクリはこれからよりチャンスがある。若手にとっては、コンスタントに出ることが重要だ。バネガは今シーズン終了で契約が切れるが、今はセビージャの選手だよ」。

「フェリペ・メロは経験豊富だ。いろいろなシチュエーションに対処してきた。間違えたこともある。それはみんな同じだ。2、3試合結果が出なかったからといって、すぐに変更を考えるのは良くない。全員がより多くのものを出して戻ることが大事だ」。

「長友は素晴らしい若者だ。プレーしていない時期でも、常に落ち着いて練習に励んでいた。彼は今、よくやっている。ほかのみんなと同じように、プレーする機会がある」。

最後に中国のLe Sportsでフレディ・グアリンにメッセージを送った。「グアリンが中国でうまくやることを願っている。前半戦のダービーでゴールを決めたし、素晴らしいクオリティーの持ち主だ。私は選手としてお気に入りだよ。新しい冒険の幸運を祈っている」。

「日曜日のメンバー? ハンダノヴィッチ、ムリージョ、ミランダ、メデル、ブロゾヴィッチは出場する」。


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