エンポリ発 - ウィンターブレイクを終えたインテルは、エンポリ戦でピッチに戻ってきた。ロベルト・マンチーニは4−3−3を選択。イカルディを最前線に置き、ペリシッチとリャイッチが両脇をサポートする。エンポリはトネッリが不在で、バルバが代役になった。プッチャレッリとマッカローネの下には、サポナーラが構えている。
序盤はホームチームが好スタート。インテル陣内でボールをつないでいく。しかし、チャンスをつくることはできない。インテルは右サイドからリャイッチがクロスを入れて好機をつくりかけたが、イカルディへのボールはカットされた。ダンブロージオはサポナーラとの1対1を制して、相手のカウンターを止める。13分、インテルはブロゾヴィッチのフィードでダンブロージオが攻めあがり、深い位置からクロスを入れた。その3分後にはマッカローネのFKをハンダノヴィッチが止める。ハイテンポなゲームは互角の戦いとなった。23分にはプッチャレッリがペナルティーエリア内でボールをコントロール。後方に落としてジエリンスキがシュートを放つが、枠の右に外れた。
インテルは42分、コンドグビアがフィジカルを生かしてペリシッチにパスを送る。しかし、フィニッシュは枠をとらえなかった。先制点はペリシッチの足がきっかけだった。前半アディショナルタイム、ラウリニをかわしてペナルティーエリア左から折り返すと、イカルディがバルバの前で合わせてゴールを奪う。
交代なしで後半がスタート。51分にはエンポリが高い位置でインターセプトに成功すると、サポナーラがシュートを放つ。しかし、ハンダノヴィッチが見事にセーブした。その後はインテルがブロゾヴィッチのチャンスをつくるが、ファーを狙ったシュートは外れる。エンポリが押し込み、インテルはカウンターで追加点を狙った。
65分、エンポリは途中出場のリヴァヤがチャンスをつくるが、シュートは枠外へ。その後はサポナーラのスルーパスにプッチャレッリが抜け出すシーンがあるも、ムリージョと長友が対応してピンチをしのぐ。ラスト10分というところでマンチーニはコンドグビアを下げてグアリンを投入し、ゲームを締めようとした。チェーリは5分のアディショナルタイムをとり、エンポリにFKのチャンスはあったものの、マリオ・ルイは決めきれず、試合終了を迎えている。
インテルは首位をキープ。勝ち点は39となった。次節は日曜日、“メアッツァ”で行われるサッスオーロ戦だ。
エンポリ 0-1 インテル
得点者: イカルディ (46分)
エンポリ: 28 スコルプスキ; 2 ラウリニ, 15 コスタ, 19 バルバ, 21 マリオ・ルイ; 17 ジエリンスキ, 32 パレデス(86分 ピウ 22), 77 ブシェル(63分 クローチェ 11); 5 サポナーラ; 20 プッチャレッリ, 7 マッカローネ(63分 リヴァヤ 39).
ベンチ: 1 プリエージ, 23 ペラゴッティ, 3 ザンベッリ, 6 ビッタンテ, 13 マイエッロ, 14 ディウセ, 24 コシッチ, 31 カンポレージ, 33 クルニッチ.
監督: マルコ・ジャンパオロ
インテル: 1 ハンダノヴィッチ; 33 ダンブロージオ, 25 ミランダ, 24 ムリージョ, 55 長友; 77 ブロゾヴィッチ, 17 メデル, 7 コンドグビア(80分 グアリン 13), 44 ペリシッチ, 9 イカルディ(86分 ヨヴェティッチ 10), 22 リャイッチ(90分 ジェズス 5).
ベンチ: 30 カリーソ, 8 パラシオ, 11 ビアビアニー, 12 テレス, 14 モントーヤ, 21 サントン, 23 ラノッキア, 27 ニュクリ, 97 マナイ.
監督: ロベルト・マンチーニ
警告: ムリージョ (17分), パレデス (26分), ブロゾヴィッチ (35分), クローチェ (67分)
アディショナルタイム: 2分 - 5分
主審: チェーリ
副審: ポザド,ラ・ロッカ
第4審判: ムゾリーノ
追加副審: タリアヴェント, ファッブリ
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LE PAROLE DI MISTER MANCINI POST EMPOLI INTER