ミラノ発 - ウィンターブレイクが終わり、2016年初戦が近づいている。ロベルト・マルティネス監督のチームは18時(日本時間7日2時)キックオフのゲームでエンポリと対戦だ。
Optaが提供するデータで、この試合を予習しよう。
【直接対決】
インテルは過去20回セリエAでエンポリと対戦し、14勝3分け3敗。
エンポリは直近6回のインテル戦で勝ち点1しか獲得していない。
前回の対戦は、2チーム合わせて7ゴールが決まった。4−3でインテルが勝利している。
過去の対戦成績はインテルが有利だが、最も多い結果はエンポリの1−0。エンポリの勝利はすべてこのスコアだった。
【エンポリでの戦績】
エンポリのホームで行われたカンピオナートは10回。インテルは5勝3分け2敗だ。
エンポリはホームにインテルを迎えたここ3試合でゴールがない。
インテルは勝利した5回で、いずれも最低2ゴールを挙げている。
【フォーム】
エンポリはクラブ史上最長タイ記録となるセリエA4連勝中。
第17節を終えて勝ち点27は、エンポリにとってセリエAでの最高記録。
最後にエンポリをシャットアウトしたのはフロジノーネ。9月のことである。それから11試合続けてゴールを挙げている。フィオレンティーナの24試合に続いて2番目だ。
インテルは9試合連続ゴールで3番手。
インテルが過去3シーズンでクリスマス休暇明けのゲームで獲得した勝ち点は1。
【スタッツ】
エンポリはウディネーゼとともに、ホームでの勝ち点よりアウェーでの勝ち点が多いチーム。今季のエンポリはホームで勝ち点13、アウェーで勝ち点14を獲得している。
エンポリはリードしている状況から落とした勝ち点が最も多いチーム。これまでに12ポイントを失っている。
インテルはリードを奪った12試合で11勝1分け。
セリエAで最もヘディングによる失点が多いのがエンポリの8。一方のインテルはまだヘディングでゴールを許していない。
ただし、インテルはヘディングでのゴールがわずかに1つ。リーグ最少である。
インテルは開始15分以内にゴールがない。トリノ、ウディネーゼ、ヴェローナも同様。
エンポリは後半立ち上がり15分の失点が最も多く7。
エンポリはCKからの失点が最も多い。ここまでに5失点。
エンポリはベンチスタートの選手の得点が最も少ない。パレデスがウディネーゼ戦で決めた1点のみ。
インテルは11人の選手がゴールを挙げている。これを上回るのはローマだけで、こちらは13人。
インテルは2015年のセリエAで最もクリーンシートが多いチーム。
【選手個々】
リヴァヤはインテルでセリエA6試合に出場(1回は先発)。2012−13シーズンのことだ。
ムチャドリーゼはセリエAで最後のゴールが昨季のインテル戦。
その試合ではパラシオもゴールを決めた。彼はセリエAで12試合(608分間)ゴールがない。
ブロゾヴィッチのセリエA発ゴールは、昨年5月のエンポリ戦だった。
メデルにとっては、次の試合でセリエA50試合出場。
ジエリンスキのアシストにマッカローネがゴール、というのがここ2試合におけるエンポリの主な得点パターン。
イカルディは今季初の2試合連続ゴール中。出場したここ4試合で4ゴールを決めている。
サポナーラはここまでのアシスト数が6。セリエAでトップだ。
マッカローネはここまでヘディングで2ゴールを挙げている。リーグ最多だ。
マッカローネはオフサイドがここまで20。バッカ(25回)、デストロ(23回)に次ぐ多さ。
欧州5大リーグで出場試合数が5試合以上のGKのうち、ハンダノヴィッチが最高のセーブ率を誇っている。84.5%だ。
【監督】
ジャンパオロはカンピオナートでインテルに勝ったことがない。カリアリ時代の2006年に引き分けが1回で、残りは5敗だ。
マンチーニはセリエAのエンポリ戦で9勝2分け1敗。
ジャンパオロとマンチーニがセリエAで対戦するのはこれが4回目。過去3回はマンチーニが2勝1分け。
【審判など】
インテルはここまでファウル数がリーグ最少の218回だが、退場は6回。これはアタランタの10回、ジェノアの8回に次ぐ数字。
ドメニコ・チェーリはセリエAで114試合をさばいた。今季はここまで6回。アウェーチームの勝利はなく、ホームチームからみて5勝1分け。
エンポリはチェーリが主審を務める試合を3回戦って1勝2敗。インテルは8回で、6勝1分け1敗。
【出場停止】
[エンポリ]なし
[インテル]メロ(3試合)
【累積リーチ】
[エンポリ]マリオ・ルイ
[インテル]コンドグビア、メデル