インテル 1-2 ラツィオ

イカルディがゴールを挙げるも、カンドレーヴァのドッピエッタの前に意味をなさなかった。

ミラノ発 - ネラッズーリがクリスマス前につまずいた。カンドレーヴァのドッピエッタにより、ラツィオに敗れている。後半戦はエンポリ戦でスタートだ。

どちらも力強いスタートを切った。まずはモントーヤのバックパスをきっかけにハンダノヴィッチがひやりとする。マトリをかわしにいったが、ボールを奪われた。それでもムリージョがクリアして事なきを得る。4分、インテルはヨヴェティッチのパスでペリシッチがチャンスになりかけるも、コントロールが長く、出てきたベリシャに抑えられた。その1分後にラツィオが先制する。右からのCKをマイナスに入れるとカンドレーヴァがペナルティーエリアの外で捉えてゴール右隅に突き刺した。ネラッズーリは最初の15分で混乱を見せるが、ロングボールでフェリペ・アンデルソンに頼るラツィオに対処していった。

最初の30分でインテルのベストプレーヤーはテレスだった。左サイドからペリシッチやヨヴェティッチと関与していく。だが、インテルはフィニッシュにいけない。ラツィオは再びカンドレーヴァを使ってくるが、ムリージョが対応した。37分にはインテルにセットプレーのチャンスが訪れたが、10番のシュートは上に外れた。

スタートと同じ22人で後半が始まった。インテルはすぐに流れをつかみにかかる。ラツィオはラドゥがコントロールしたボールをベリシャがキャッチ。CKを逃れようと手を使い、インテルに間接FKのチャンスがやってきた。これをテレスが狙うも、ビアンコチェレステの壁に阻まれ、CKになる。ロベルト・マンチーニはブロゾヴィッチとリャイッチを投入して、ビアビアニーとヨヴェティッチを下げる。すると、同点弾が決まった。ムリージョからのパスを受けたペリシッチがスルーパスを通し、イカルディがしっかりと冷静に決めた。

85分、試合はまだ動いた。自陣ペナルティーエリア内でボールが高く上がると、フェリペ・メロがミリンコヴィッチに後ろからのしかかってしまいPKに。ハンダノヴィッチが一度は止めるも、こぼれたボールをカンドレーヴァに決められて勝ち越しを許す。その後でフェリペ・メロが退場になると、1分後にはミリンコヴィッチに後ろも退場に。ラツィオがサン・シーロで勝ち点3を手にした。

 

インテル 1-2 ラツィオ
得点者: カンドレーヴァ (5分), イカルディ (60分), カンドレーヴァ (86分)

インテル: 1 ハンダノヴィッチ; 14 モントーヤ, 25 ミランダ, 24 ムリージョ, 12 テレス(87分 パラシオ 8); 83 メロ, 17 メデル; 11 ビアビアニー (57分 ブロゾヴィッチ 77), 10 ヨヴェティッチ(57分 リャイッチ 22), 44 ペリシッチ; 9 イカルディ.
ベンチ: 30 カリーソ, 5 ジェズス, 6 ドドー, 7 コンドグビア, 13 グアリン, 21 サントン, 33 ダンブロージオ, 55 長友, 97 マナイ.
監督: ロベルト・マンチーニ

ラツィオ: 99 ベリシャ; 29 コンコ, 33 マウリシオ, 2 ホード, 26 ラドゥ; 21 ミリンコヴィッチ, 20 ビリア, 16 パローロ; 87 カンドレーヴァ(94分 パトリシオ 4), 17 マトリ(74分 ジョルジェヴィッチ 9), 10 フェリペ・アンデルソン(82分 ケイタ 14).
ベンチ: 55 グエッリエーリ, 66 マトセヴィッチ, 4 , 5 ブラーフハイト, 6 マウリ, 23 オナジ, 32 カタルディ, 44 プルチェ, 70 オイコノミディス.
監督: ステファノ・ピオリ

警告: ビリア (49分), ビアビアニー (55分), ミリンコヴィッチ (66分), カンドレーヴァ (91分)
退場: メロ (90分), ミリンコヴィッチ (92分)

アディショナルタイム: 1分 - 5分

主審: マッツォレーニ
副審: ディ・リベラトーレ, プレーティ
第4審判: メーリ
追加副審: リッツォーリ, ディ・ベッロ


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