アッピアーノ・ジェンティーレ発 - ロベルト・マンチーニ監督が“アンジェロ・モラッティ”スポーツセンターでラツィオ戦の前日会見に臨んだ。
「クリスマス前最後だ。試合に向けて集中しているよ。ラツィオはしっかりしたチームだ。今は少し苦しんでいるかもしれない。しかし、こちらはパーフェクトにやらなければいけない。付け入る隙を与えてはいけないね。ビリア、カンドレーヴァ、アンデルソンといった選手は違いを生むことができる。ピッチ上にそういった選手がいることは、スペクタクルの面で重要だ」。
雰囲気の良さは、インテルの強さの要因になっている。「チームを再構築して目標を目指すにあたり、チーム、スタッフ、ディレクター、ティフォージの調和は大事になる。それがあれば、前進していく上で大きな手助けとなる。困難に直面することもあるだろう。そういったときに、信頼のある健全なグループが大事なんだ。ティフォージは重要だよ。多くのティフォージがスタジアムにくれば、チームの大きな助けになる」。
ユヴェントスは調子を上げてきた。「連勝で順位を上げてきたね。序盤は苦しんでいた。それは軸となっていた3人の選手が移籍したからだね。かわりの選手が周囲を知る必要があったんだよ」。
年末は評価を下す時期だ。「最も満足しているのは、ここまでの仕事ぶりだ。非常に早く物事を進めて、トップに上がることができた」。
チームにはたくさんの外国人がいる。「インテルはずっとこうだ。ここにいる大半の選手は、すでにイタリアでのプレー経験がある。だから、落ち着くことに問題はなかった。今はイタリア人だけのチームを探す方が困難だよ。長友は素晴らしいプロ意識の持ち主で、我々ととてもうまくやっている。いつもピッチへ行く準備はできているね。優秀な選手でありながら、複数のポジションをこなすことができる」。
メルカートにも触れた。「出ていく選手がいなければ、1月は何もないと思う。ブロゾヴィッチは若い。彼を獲得したとき、我々にはそのクオリティーに対する確信があった。今は素晴らしい選手として成長を始めているところだ。ゴールを決めだし、クオリティーが高い。そしてたくさん走る。だが、まだ若い。これから良い時期もそうでない時期もあるだろう」。
明日の試合の先発メンバーの一部を明かした。「ハンダノヴィッチ、ミランダ、ムリージョ、メデル、ブロゾヴィッチだ」。
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