ウーディネ発 - ロベルト・マンチーニは先発でサプライズを忘れなかった。“フリウリ”ではついにマルティン・モントーヤに出番が訪れている。彼が右サイドに入り、チームは4−2−3−1を形成した。ディフェンスラインはモントーヤのほかにムリージョ、ミランダ、テレス。中盤にはメロとグアリンが入り、リャイッチ、ペリシッチ、ヨヴェティッチがその1列前。最前線をイカルディが担当する。
7分、インテルは最初のチャンス。左サイドのペリシッチが左足でクロスを入れると、ヨヴェティッチが決定機を迎えた。だが、カルネジスがミラクルを起こしてストップ。先制できない。その後はインテルにイエローカード。ブルーノ・フェルナンデスに対するチェックでペリシッチに警告が出た。13分と14分はウディネーゼが反撃。立て続けに2本のシュートを放つ。ディ・ナターレのシュートはムリージョが止めてCKとし、テロのボレーはハンダノヴィッチが止めた。その1分後、マッサはヴィドマーに対するファウルでテレスに警告。これはシミュレーションだったが、判定は覆らない。その2分後にインテルは好機を生かす。相手の不注意のバックパスをイカルディが奪い、そのまま先制点を決めた。その10分後にはまたしてもインテル。ドミッツィのミスを今度はヨヴェティッチがつき、そのままゴールへと“クッキャイオ”で決めた。前半の終盤にはモントーヤに見せ場。グアリンとのパス交換からスペイン人DFがクロスを上げたが、味方にはわずかに合わなかった。スタジアムにかけつけたインテルティフォージが拍手を送って前半が終了した。
後半はインテルが再び数的優位をつくってウディネーゼに対応していった。60分にはヨヨの位置にブロゾヴィッチが投入される。80分にはフアン・ジェズスがリャイッチと代わった。すると83分にはイカルディがローディの後方へのパスを奪ってそのまま強烈にシュート。カルネジスからゴールを奪う。その3分後にはブロゾヴィッチが2人のDFをはずして右足でゴール右上に決めた。エースは観客の拍手の中マナイと交代し、試合終了を迎えた。
インテルの2015年はあと2試合。カリアリとのコッパ・イタリアを戦った後、リーグ次節はラツィオと対戦だ。それでも、チームは勝利への飢えを今夜の試合でも証明した。
ウディネーゼ 0-4 インテル
得点者: イカルディ (23分, 84分), ヨヴェティッチ (31分), ブロゾヴィッチ (87分)
ウディネーゼ: 31 カルネジス; 2 ワゲ, 11 ドミッツィ, 89 ピリス; 27 ヴィドマー, 16 イトゥラ(70分 ペリカ 18), 20 ローディ, 8 フェルナンデス (56分 マルキーニョ 23), 21 エデニウソン; 77 テロ, 10 ディ・ナターレ (79分 アギーレ 74).
ベンチ: 97 メレ, 13 インスーア, 19 グイエルメ, 26 パスクアーレ, 32 カミリアーノ, 33 コネ, 42 コッポラーロ, 53 アドナン, 95 エバンゲリスタ.
監督: ステファノ・コラントゥオーノ
インテル: 1 ハンダノヴィッチ; 14 モントーヤ, 25 ミランダ, 24 ムリージョ, 12 テレス; 13 グアリン, 83 メロ; 22 リャイッチ(82分 ジェズス 5), 10 ヨヴェティッチ(61分 ブロゾヴィッチ 77), 44 ペリシッチ; 9 イカルディ(89分 マナイ 97).
ベンチ: 30 カリーソ, 46 ベルニ, 6 ドドー, 7 コンドグビア, 8 パラシオ, 11 ビアビアニー, 17 メデル, 27 ニュクリ, 55 長友.
監督: ロベルト・マンチーニ
警告: ペリシッチ (8分), テレス (16分), リャイッチ (21分), フェルナンデス (52分), ドミッツィ (65分)
アディショナルタイム: 0分 - 3分
主審: マッサ
副審: ドボスツ, ペゴリン
第4審判: パガネッシ
追加副審: タリアヴェント, マレスカ
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LE PAROLE DI MISTER MANCINI POST UDINESE INTER