インテルVジェノア:試合前のデータ

“メアッツァ”で行われる第15節をデータで予習しよう。

ミラノ発 - インテルが再びサン・シーロのピッチに立つ準備を整えた。第15節ジェノア戦を前に、Optaのデータを紹介する。

【直接対決】

インテルとジェノアはセリエAで過去に96回対決。インテルが48勝29分け19敗。

直近6回は互角だ。どちらも2勝2敗2分け。

ジェノアは直近3試合で2勝している。それ以前はインテルが14試合続けて負けなし。この14試合でジェノアは無得点の試合が8回。

この2チームの対戦で最も多い結果は0−0と1−1。どちらも11回ずつだ。

【ミラノでの成績】

インテルのホームでのジェノア戦は48回。グリフォーネは4勝のみ。インテルが34勝で、ドローは4回。ジェノアが最後に勝ったのは1994年3月のゲーム。それ以降はインテルの6勝3分け。

インテルは直近5回のジェノア戦ホームゲームで16ゴールを記録している。1試合平均3.2ゴールだ。

【フォーム】

インテルは今季14試合中11試合で1ゴール。

フィオレンティーナ戦の後にユヴェントスと引き分け、インテルはローマ戦とフロジノーネ戦でホーム2連勝。

ジェノアはカンピオナートここ6試合で1勝。それ以外は3分け2敗だ。ガスペリーニのチームはアウェーで未勝利。最後に勝ったのは5月のアタランタ戦。

【スタッツ】

インテルはナポリと並んでリーグ最少失点。ヘディングでの失点がない唯一のチーム。ナポリとともにペナルティーエリア外からの失点がない。

30分までの得点がないのはヴェローナのみ。インテルは30分までにこれまで1点を決めた。14試合で15分までの得点はない。

終盤についてはまた異なる。ラスト15分の得点はユヴェントスが6ゴールでトップ。それに続くのがインテルとジェノアの5ゴールだ。

ジェノアはセットプレーからの失点が最も多いチーム。CKとFKで7失点している。

枠内シュートの率はジェノアがミランに次ぐ低さ。ミランが34%でジェノアは36%。

【選手個々】

イカルディは61分に1本のシュートを放っている。昨季は29分あたり1本。しかし、ジェノアとの相性は良い。セリエA初ゴールの相手がジェノアで、過去5試合で3ゴールを挙げている。うち2得点がここ2試合でのもの。

インテルは最近7ゴールの得点者がすべて違う。メデル、コンドグビア、ビアビアニー、イカルディ、ムリージョ、ブロゾヴィッチ、リャイッチときている。

リャイッチはナポリ戦でネラッズーロ初ゴールを決めた。セリエAでは30点目。彼は20試合得点がなかった。2015年2月8日にローマの選手としてカリアリから得点を決めたのが最後。彼は今季のセリエAで18分に1回チャンスをつくっている計算。これはセリエAでトップだ。

ヨヴェティッチは開幕2試合で3ゴールを挙げた後、得点がない。出場したここ3試合で2アシストを記録している。

ジェノアはパヴォレッティが出場停止。2月にジェノアに加入してからガスペリーニのチームは55%の試合で勝利している。1試合平均1.9の勝ち点を稼いでいる。しかし、彼がいないときの勝率は18.2%で1試合平均勝ち点は0.8。

ガクペは2015−16シーズンに3回ゴールを決めている。そのすべてがパヴォレッティのゴールの後だ。

元セビージャのフィゲイラスは、カルピ戦でセリエA初ゴールを記録。

ペロッティは15回以上ドリブル突破を仕掛けた選手の中で最も高い成功率を誇っている。23.38分に1回のペースで成功。これはクアドラードの23.58分、バスケスの23.77分を上回るっている。

ブルディッソはセリエAで79試合続けてゴールがない。最後は2012年12月のミラン戦。これは彼がイタリアにきて最長だ。ブルディッソは過去にインテルでプレーしていた。イタリアで初めて所属したクラブである。93試合に出て4ゴールを決めた。

パラシオは古巣との対戦。セリエA90試合で35ゴールを記録した。ジェノア戦では過去5試合で3ゴールを決めている。

パンデフは2009年から11年にかけてインテルでプレー。46試合5ゴールだ。インテルとのリーグ戦では過去14試合で2ゴール。

ラノッキアは2010−11シーズンにジェノアでプレー。16試合で2ゴールを決めた。

ラクサールはイタリア最初のクラブがインテルだが、インテルではカンピオナートに出たことがない。

ビアビアニーはジェノア戦でセリエA初ゴールを記録。2009年12月6日にパルマの選手として決めた。

長友佑都はジェノア戦6試合で3ゴールを決めた。

グアリンはセリエAデビューがジェノア戦。2012年4月のこと。

ハンダノヴィッチはセリエAでセーブ率が85%。これはトップの成績だ。

【監督】

ジャンピエロ・ガスペリーニがインテルと対戦するのは12回目。11試合で2回の白星。引き分けは3回で6敗している。2011年にはインテルの監督を務めた。1分け2敗という結果。

マンチーニとガスペリーニの対戦は過去4回。マンチーニが2勝1分け1敗。

【主審など】

ジャコメッリは59回目のセリエA主審担当。

インテルの試合は過去2回で、2012年カリアリ戦のドア−と2014年アタランタ戦の黒星。

ジェノア戦は過去6回。4月にサン・シーロでミランを破ったのが唯一の勝利。残りは2分け3敗。

ジャコメッリの担当ゲームはホームチーム勝利が5割の確率。58回中29回だ。

【出場停止】
[インテル]長友(1試合)
[ジェノア]パヴォレッティ(3試合)

【累積リーチ】
[インテル]コンドグビア、メデル、メロ
[ジェノア]なし


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