ボローニャ発 - ジェノヴァでのゲームに続き、今季2度目のミッドウィーク開催。舞台はボローニャの“ダッラーラ”だ。インテルは再び黄色のユニフォームをまとい、ロベルト・マンチーニ監督は4−3−3を選択。サントンを右サイドバックに置き、ラノッキアとミランダがセンターに。左はジェズスが務める。コンドグビアとブロゾヴィッチがインサイドハーフで、メロが底を締めた。ペリシッチが右、リャイッチが左に入り、最前線にはキャプテンマークを巻いたイカルディが構える。
ボローニャは好スタートを切った。インテルに対して高い位置からプレスをかける。最初の30分でインテルのチャンスはFKに合わせたペリシッチのヘディングのみ。ボローニャはカウンターで2度ほどゴールに迫ったが、ハンダノヴィッチの好守があった。38分にはマンコスがラノッキアをかわしてシュートに持ち込むが、ミートしない。前半はどちらもゴールなしで終わった。
後半に入って50分、インテルは好機を迎える。右からペリシッチが入るが、クロスはイカルディに届かない。52分にはメロがムニエに対して遅れて入り、警告をもらった。ブラジル人MFは累積リーチで、次節ローマ戦出場停止となる。そして59分、イカルディとリャイッチのパス交換からイカルディがクロスを上げるが、中に合わなかった。その1分後、リッツォを倒したメロが再びイエローカードを提示されて、退場となる。10人となってマンチーニ監督は4−4−1とし、リャイッチとペリシッチを両サイドに置いた。
67分、ネラッズーリはリャイッチが裏に抜けると、位置的には相手にアドバンテージがあったものの、パスを受けてペナルティーエリア内に。ゴール前で折り返し、イカルディがインテルに先制点をもたらした。
ラスト10分でイカルディはビアビアニーと代わり、そのすぐ後にはリャイッチと代わってパラシオが入った。アディショナルタイムは5分。その最後に、大きな山場が待っていた。デストロがラストプレーで決定機を迎えてボレーシュートを放つが、守護神がセーブ。勝ち点3を守った。最高のインテルではなかったが、間違いなくシニカルではっきりしていた。歴史的に、セリエAはこういったものが違いを生んできた。
ボローニャ 0-1 インテル
得点者: イカルディ (67分)
ボローニャ: 1 ダ・コスタ; 24 フェラーリ, 28 ガスタルデッロ, 13 ロッセッティーニ, 25 マジーナ; 8 タイデル, 21 ディアラワ, 22 リッツォ(81分 デストロ 10); 26 ムニエ; 17 ジャッケリーニ(71分 ブリエンツァ 23), 11 マンコス(81分 ファルコ 7).
ベンチ: 32 ストヤノヴィッチ, 97 サール, 3 モルレオ, 5 プルガル, 6 クリスティグ, 15 エムバイェ, 18 アックアフレスカ, 28 ガスタルデッロ, 33 ブリーギ.
監督: デリオ・ロッシ
インテル: 1 ハンダノヴィッチ; 21 サントン, 25 ミランダ, 23 ラノッキア, 5 ジェズス; 77 ブロゾヴィッチ, 83 メロ, 7 コンドグビア; 22 リャイッチ(87分 パラシオ 8), 9 イカルディ(81分 ビアビアニー 11), 44 ペリシッチ(74分 グアリン 13).
ベンチ: 30 カリーソ, 46 ベルニ, 10 ヨヴェティッチ, 12 テレス, 14 モントーヤ, 17 メデル, 27 ニュクリ, 55 長友, 97 マナイ.
監督: ロベルト・マンチーニ
警告: コンドグビア (39分), フェリペ・メロ (53分), ロッセッティーニ (87分)
退場&退席: フェリペ・メロ (61分), マンチーニ (90分)
主審: バンティ
副審: ラ・ロッカ, ポサド
第4審判: ペレッティ
追加副審: チェーリ, マリアーニ
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LE PAROLE DI MANCINI POST BOLOGNA