ミラノ発 - 満員のサン・シーロ。インテルVユヴェントスの前は、素晴らしい雰囲気に包まれた。ダービーの後で、セリエAの収入記録を更新している。
立ち上がりはナーバスだった。ヴァレーリは最初の１５分で４枚のイエローカードを出している。クアドラードのシュートがハンダノヴィッチのグローブを温め、ヨヴェティッチはセットプレーからゴールを目指した。１９分、ザザがエリア内をめがけていくが、ムリージョが見事に対応してボールを奪う。２５分にはムリージョがヨヴェティッチに縦パスを入れるが、キエッリーニとブッフォンの対応でCKに。インテルのインテンシティーは高まり、ブロゾヴィッチがエリア左からシュートを狙う。ブッフォンの手をかすめてクロスバーに当たった。インテルは重心を高く保つ。
後半は同じ２２人でスタート。まずはビアンコネーリがチャンスをつくった。ムリージョがザザと競り合ってボールを失うと、モラタがつないでクアドラードへ。だが、再びハンダノヴィッチが立ちはだかってCKに逃れた。ユヴェントスはペースを上げてプレスをかける。しかしインテルは、カウンターを準備。ボヌッチが失ったボールをイカルディが拾ってヨヴェティッチとワンツー。そのままチャンスとするが、カピターノのシュートはキエッリーニに止められた。５８分にはヨヴェティッチがミドルシュートを狙う。だが、ブッフォンがしっかりと対応した。反対にユヴェントスはポグバが狙ったが、こちらはハンダノヴィッチがセーブする。６８分にはボックス内でモラタがコントロール。丁寧に落とすとケディラが入ってきてフリーでシュートを放つ。これはポストに当たって救われた。インテルはイカルディがヨヴェティッチをめがけてクロスを入れるも届かない。８８分、クアドラードが右サイドを突破してグラウンダーのクロスを入れるが、密集にあたってCKに。マンチーニはパラシオとコンドグビアを投入して残り数分にフレッシュな力を入れるが、決めきれず。ヴァレーリが試合終了の笛を吹いた。
勝ち点１を獲得したインテルは、フィオレンティーナと勝ち点１差でローマと同勝ち点の２位に。次節は２４日。レンツォ・バルベーラでのパレルモ戦だ。
インテル 0-0 ユヴェントス
インテル: 1 ハンダノヴィッチ; 21 サントン, 25 ミランダ, 24 ムリージョ, 5 ジェズス; 17 メデル(90分 コンドグビア 7), 83 メロ(63分 グアリン 13), 77 ブロゾヴィッチ; 44 ペリシッチ, 10 ヨヴェティッチ(90 パラシオ 8), 9 イカルディ.
ベンチ: 30 カリーソ, 46 ベルニ, 11 ビアビアニー, 12 テレス, 14 モントーヤ, 23 ラノッキア, 27 ニュクリ, 33 ダンブロージオ, 55 長友, 97 マナイ.
監督: ロベルト・マンチーニ
ユヴェントス: 1 ブッフォン; 15 バルザーリ, 19 ボヌッチ, 3 キエッリーニ; 16 クアドラード, 6 ケディラ, 8 マルキージオ, 10 ポグバ, 33 エブラ; 9 モラタ(70分 マンジュキッチ 17), 7 ザザ(77分 ディバラ 21).
ベンチ: 25 ネト, 38 アウデロ, 11 エルナネス, 12 アレックス・サンドロ, 18 レミナ, 20 パドイン, 22 アサモア, 24 ルガーニ, 27 ストゥラーロ, 37 ペレイラ.
監督: マッシミリアーノ・アッレグリ
警告: マルキージオ (7分), Felipe Melo (8分), Khedira (11分), Zaza (16分), Evra (59分), Brozovic (77分), Chiellini (85分), Miranda (90分)
アディショナルタイム: 0分 - 3分
主審: ヴァレーリ
副審: マンガネッリ, メーリ
第４審判: ドボスツ
追加副審: マッサ, ルッソ
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