ミラノ発 - キエーヴォ戦を終えてすぐ、またしてもヴェローナのチームと対戦する。今夜、“メアッツァ”で戦うのはエラス・ヴェローナだ。セリエA第5節は20時45分(日本時間3時45分)にキックオフだ。
Optaが提供する興味深いデータの数々を紹介する。
【直接対決】
両チームが1部で対戦するのはこれが53回目。インテルから見て29勝19分け4敗。
エラスがインテルに勝ったのは1992年2月が最後。エツィオ・ロッシのゴールで1−0という結果だった。それ以降はインテルが10勝2分け。
インテルとヴェローナの試合は、過去に0−0が12回あった。これはこの2チームの間で最も多い結果だ。ただ、最後にこのスコアで終わったのは1990年3月までさかのぼる。
【ミラノでの対戦】
インテルはセリエAのホームゲーム26試合でヴェローナに負けなし。15勝11分けだ。過去7戦では常にゴールを挙げている。ホームで1試合平均2.6得点だ。
セリエAの最近4回のミラノでのゲームでは、4枚のレッドカードが出た。それぞれ2枚ずつだ。
【フォーム】
インテルの開幕4連勝は2002−03シーズン以来。開幕5連勝は過去に1度だけで、1966−67シーズンのことだった。今季はすべて1点差ゲームで、うち3回は1−0。
ヴェローナはセリエA過去10試合で1勝7分け。マンドルリーニ監督のチームはアウェーゲーム最近12試合で11失点。
【スタッツ】
インテルは1失点でここまでリーグ最少失点。前半の失点はまだない。ヴェローナは前半に得点も失点もない唯一のチーム。後半の6失点はリーグ最多。4得点中3点はセットプレーからだった。
インテルはフィオレンティーナ、ウディネーゼとともに、まだイタリア人の得点者がいないチーム。
ヴェローナは今季、アドバンテージがある状況からすでに勝ち点4を失っている。
インテルは今季のボール支配率が61.7%でセリエA2位。トップはローマの63.8%。
【選手】
イカルディはキエーヴォ戦でゴールを取り戻した。カンピオナートの過去2回の対戦で3得点を決めている。キエーヴォ戦では唯一のシュートが決勝点だった。
パッツィーニは2011年1月から2012年の夏までインテルでカンピオナート50試合に出場し16点を決めた。対インテルでは、アタランタ、フィオレンティーナ、サンプドリアの選手としてゴールを決めている。ただ、いずれもインテルの選手になる前のことだった。
リャイッチはインテルデビューの瞬間を待っている。2013−14シーズンはヴェローナとの2試合でゴールを決めた。
パラシオはセリエAでヴェローナと4回対戦し、3回得点を挙げている。この4試合でアシストも3つ記録した。
ヨヴェティッチはここまで25回のフィニッシュに関与した。シュート17本とチャンスメーク8回だ。ほかのチームメートより少なくとも13回は上回っている。
ハムシクは310本でセリエA最多パスを記録している。メデルは271本。
ニュクリはヴェローナ戦でセリエAデビューを飾った。昨季のベンテゴーディでのことだ。
ロムロはセリエAでの初ゴールが2012年9月のインテルVフィオレンティーナだった。
モラスもセリエA初ゴールがメアッツァでのインテル戦だった。2008年10月のことで、当時の彼はボローニャにいた。また、最初で唯一のレッドカードもインテル戦。2013年10月のサン・シーロでの試合だ。
ビアンケッティはネラッズーロで育った。トップチームでのプレー経験はない。
シリガルディもインテルのプリマヴェーラ育ち。2007−08シーズンにコッパ・イタリアでトップチームでのプレーを2回経験している。
ヴェローナの新戦力マトゥザレムはセリエA初ゴールが2001年2月にインテル戦だった。このときはナポリの選手だった。
ピザーノは日曜日のアタランタ戦でゴールを決めた。2011年9月のパレルモVインテルでセリエAデビューを果たしている。
ハンダノヴィッチは昨季のカンピオナートで2試合ともPKを阻止している。いずれにキッカーはトーニだった。
【監督】
ロベルト・マンチーニにとって、監督としてセリエA150試合目となる。インテルでは111試合目。対マンドルリーニは2試合で2勝した。
マンドルリーニは元インテル選手。まだ監督としてインテルを倒したことはない。5試合で1分け4敗。
【審判】
カルミーネ・ルッソはセリエAで112試合を担当。今季は3試合目だ。インテル戦は12回担当して、インテルが7勝。敗れたのは2012年2月のノヴァーラ戦のみ。ヴェローナ戦は過去2回の担当で1勝1敗。1勝は2014年4月の4−0で勝利したカターニア戦だ。