トヒル会長「ファンはインテルの本質」

ネラッズーロの会長が、Bola.comのインタビューに応じた。

バリ発 - 「我々のファンは非常に重要だ。彼らは我々ファミリーの一部だよ」。エリック・トヒル会長のBolaに対するインタビューの第一声がこれだ。inter.itで、インタビューの一部を紹介する。

「ファンはクラブの本質だ。マネジメントは頭脳で、選手が筋肉だ。その3つのミックスが重要になる。私がサポーターが重要だと言うとき、それはイタリア内のことを指すわけではなく、世界中のことだ。例えばインドネシアには1500万人がいる。イタリアではスタジアムに行ってチームを間近に追うことが可能だが、我々は遠くでも近くに感じてもらうために取り組みたい。新しいテクノロジーを用いることもできるし、イベントを催すこともできる。例えば、このバリには先日、レジェンドのユーリ・ジョルカエフに来てもらったし、夏の中国ツアーもあった。ハビエル・サネッティも中国に何度もきている。世界中の子供を笑顔にするインテル・キャンパスという重要な取り組みもしている。長く続ける中で、ムリージョのようにインテル・キャンパスを経験した選手が現在のチームにいるという素晴らしい出来事もある」。

メルカートについても話した。「クオリティーのあるチームだ。それを我々はつくりたかった。マッシモ・モラッティもそうだったようにね。インテルはセリエAで競争力がある。そして、チャンピオンズリーグに戻れる。ロベルト・マンチーニは我々の最大限のサポートを受ける。だが、我々にはファンのサポートも必要だ。うまくいっているときも、うまくいっていないときでも、シーズンを通してのサポートを求めている。メルカートでは、常に全員で決定を下してきたことを強調する。会長だけでも、監督だけでも、フロンドだけでも決めなかった。サッカーはチームスポーツだ。時にはそれぞれの意見を出すことがある。それが違うことはあり得るんだ。だが、最終的な結論はシェアされるもので、全員がクラブのためにやっている。今のチームにはいくつかのオプションがある。彼らは皆、一流の選手たちだ。新しい選手を獲得すると同時に、以前からいた選手たちをサポートしていくと決めた」。

「シーズンの目標? 我々はまずチャンピオンズリーグに戻る。ただ、それはマンチーニがいったことだ。我々はインテルであり、一番上を目指さなければいけない。なぜスクデットを目指してはいけない? もちろん簡単ではない。ユヴェントスがこの数年、イタリアのカンピオナートを支配している。だが、我々は取り組んでいるよ。常に自分たちのベストを尽くそうとしている」。

トヒル会長は、ファンの質問にも答えた。「Inter Channelをインドネシアや中国に? この2カ国には、本当に多くのファンがいる。その国で、現地の言葉で自分たちのチャンネルを持つことができたらファンタスティックだ」。


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