ミラノ発 - カンピオナート開幕戦は、“メアッツァ”でイカルディの不安とともに始まった。しかしカピターノは先発でピッチに立った。ロベルト・マンチーニ監督はプレシーズンから使ってきた4−3−1−2を採用。ハンダノヴィッチがゴールを守り、サントンが右サイド、センターはムリージョとミランダのコンビで、ジェズスが左に入る。ニュクリがディフェンスラインの前に入って、メデルとコンドグビアがインサイド。ブロゾヴィッチはトレクァルティスタとなって、2トップはパラシオとイカルディが務めた。
インテルは適切な目つきでスタートしたが、開始2分でいきなりアタランタが好機をつかむ。ニュクリから高い位置でボールを奪ったアタランタはアレハンドロ・ゴメスのフィニッシュまでいくが、シュートは枠の上だった。その後でインテルは反応を見せるが、イカルディのコンディションが十分でなく15分にステファン・ヨヴェティッチと交代する。キャプテンマークはガリー・メデルに渡り、ヨヴェティッチはネラッズーリのユニフォームでのデビューを飾った。試合は40分までゆるやかなリズムが続いたが、ブロゾヴィッチの好機が訪れる。この場面はマジエッロが止めてCKになった。そのすぐあとにはペナルティーエリア内でボールを収めたヨヴェティッチが落として、コンドグビアがシュート。これは相手GKが足で好守を見せて、前半は0−0に終わる。
後半のスタートからエルナネスが入る。ニュクリが退き、ブロゾヴィッチが1列下がった。50分、ブロゾヴィッチのボール奪取からコンドグビアにパスが通る。フランス人は強烈なミサイルを放つが、スポルティエッロがCKに逃れた。63分には左サイドからジェズスが良いクロスを入れる。このボールにブロゾヴィッチが入ってくるも、シュートが外にそれた。72分にはカルモナがエルナネスに対するファルウで2枚目のカードを提示されて退場。インテルは数的優位に。77分にはパラシオがヨヴェティッチのパスを受けてゴールネットを揺らす。だが、トレンサの位置はオフサイドでゴールは認められない。84分にはレイ・マナイがメアッツァでデビューした。プリマヴェーラのアルバニア人アタッカーはブロゾヴィッチとの交代で入り、インテルは4−2−3−1となる。89分、ジェズスのクロスにパラシオが入ったが、ニアからのシュートはポストとスポルティエッロに足に阻まれる。
しかし、このままゴールが決まらないと思われたアディショナルタイム、ステファン・ヨヴェティッチがパスを受けて、ペナルティーエリア左から右隅にゴールを決めた。メアッツァは歓喜につづまれ、インテルはトップでスタートを切った。
インテル 1-0 アタランタ
得点者: ヨヴェティッチ (93分)
インテル: 1 ハンダノヴィッチ; 21 サントン, 25 ミランダ, 24 ムリージョ, 5 フアン・ジェズス; 27 ニュクリ (46分 エルナネス 88), 17 メデル, 7 コンドグビア; 77 ブロゾヴィッチ (85分 マナイ 97); 8 パラシオ, 9 イカルディ (14分 ヨヴェティッチ 10).
ベンチ: 30 カリーソ, 6 アンドレオッリ, 14 モントーヤ, 16 スケロット, 19 タイデル, 23 ラノッキア, 33 ダンブロージオ, 55 長友, 93 ディマルコ.
監督: ロベルト・マンチーニ
アタランタ: 57 スポルティエッロ; 5 マジエッロ, 2 ステンダルド, 33 チェルビン, 93 ドラメ; 17 カルモナ, 15 デ・ローン, 27 クルティッチ; 10 ゴメス (78分 ミリアッチョ 8), 19 デニス (23分 ピニージャ 51), 11 モラレス (74分 ダレッサンドロ 7).
ベンチ: 30 バッシ, 4 ジョルジ, 6 ベッリーニ, 9 ボアキエ, 20 エスティガリビア, 24 コンティ, 28 ブリーヴィオ, 77 ライモンディ, 88 グラッシ.
監督: エドアルド・レヤ
警告: パラシオ (36分), カルモナ (66分, 71分), ピニージャ (82分), マナイ (90分)
退場: カルモナ (71分)
アディショナルタイム: 2分 - 5分
主審: カルヴァレーゼ
副審: マラッツォ, ペゴリン
第4審判: ガーヴァ
追加副審: ジャコメッリ、キッフィ
English version Versión Española Versi Bahasa Indonesia Versione Italiana
MANCINI SODDISFATTO DELLA PRESTAZIONE