上海発 - 中国ツアー初戦でインテルは敗れた。マリオ・ゲッツェに後半にゴールを許している。ネラッズーリはムリージョ、コンドグビアを起用。ディマルコ
が左サイドに入り、右はモントーヤだった。ラノッキアが入り、プレーメーカーにはコヴァチッチ。トップ下をエルナネスが務め、その前にはイカルディとパラシオが起用された。
バイエルンは力強いスタートを切る。立ち上がりにドウグラス・コスタがチャンスをつくる。ディマルコの上からヘディングで合わせた。
マンチーニの選手たちは、カウンターで上海スタジアムを縦に切り裂いていった。プロフェタは特に良い状態で左足で惜しいシュートを放つ。だが、ノイアーに防がれた。8分にはコヴァチッチからチャンスが生まれたが、マウリートは仕上げることができず。ブロゾヴィッチが良いタイミングで入ったが、ボールをとらえられなかった。24分には再びコヴァチッチのアクションからネラッズーリが動いたが、パラシオが大きくなってしまった。その5分後にはピンチ。アラバがエリア外から狙い、ハンダノヴィッチの守るゴールのわずか外にそれた。
バイエルンの攻撃により、マンチーニのチームは守備を強いられた。そんな中でムリージョが奮闘する。フィジカルの問題によって交代するまでに、ラームのシュートをゴールライン上でクリアする活躍を見せた。前半最後のアクションもバイエルン。右からドウグラス・コスタがスペースをつくってレヴァンドフスキに入れたが、ゴールにはならなかった。
後半はリズムが落ちた。84%の上海の湿度も影響している。バイエルンはセットプレーで打開を目指す。58分にはホイビュルクが枠をわずかにそれる右足のシュートを放った。どちらも多くの選手をかえていった。
81分、ついに均衡が崩れた。カウンターからローデがスルーパスを出し、ゲッツェがフリーに。カリソをかわして無人のゴールに決めた。
インテルはリアクションを見せようと試みたが、CKのチャンスにフアン・ジェズスが飛び込むも同点弾は決まらず。ドイツのチームがアウディ・フットボール・サミットを制した。
インテル 0-1 バイエルン・ミュンヘン
得点者:ゲッツェ(80分)
インテル: 1 ハンダノヴィッチ(62分 カリソ); 14 モントーヤ(62分 ニュクリ), 23 ラノッキア(62分 サントン), 24 ムリージョ(40分 フアン・ジェズス), 93 ディマルコ(55分 アンドレオッリ); 77 ブロゾヴィッチ(67分 ポーパ), 10 コヴァチッチ(69分 長友), 7 コンドグビア(46分 ダンブロージオ); 88 エルナネス(69分 バルディーニ); 8 パラシオ(55分 ロンゴ), 9 イカルディ(68分 デルガド).
ベンチ: 46 ベルニ, 6 , 12 , 13 グアリン, 91 シャキリ,
監督: ロベルト・マンチーニ
バイエルン・ミュンヘン: 1 ノイアー(46分 ウルライヒ); 18 ベルナト(46分 ベンコ), 5 ベナティア(72分 ステインハート), 17 ボアテング(59分 ラフィーニャ), 27 アラバ; 21 ラーム(39分 ホイビュルク), 14 シャビ・アロンソ(46分 キミッヒ), 6 チアゴ(67分 ガウディーノ); 25 ミュラー(46分 ゲッツェ), 9 レヴァンドフスキ(73分 グリーン), 11 ドウグラス・コスタ(58分 ローデ).
ベンチ: 22 シュタルケ, 24 クルト, 33 ルチッチ, 38 ポール
監督: ペップ・グアルディオラ
主審: Shi Zhenlu 副審: Shi Xiang, Zhou Fei 第4審判: Shen Yinhao
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